ネイティブファームの投稿一覧

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米糠堆肥を使うようにした経緯についてお話ししようと思います。
以前は自然農や自然栽培が良いと思い、研究をしながら9年やってみました。それはなぜかと言うと1番味が美味しく感じ、環境や先代の思想に共感をしてたからです。ですが無肥料となると中々思うように収穫できなかったり、育たないと言う状況を9年程繰り返し観てきました。そして
ふと、私の中で気づいたのです。それは「こだわりと言う私のエゴ」ではないか?
私は美味しい純粋な野菜を作る事が目的で、手段として自然農、自然栽培として選んでたのに。いつしか私のエゴで手段から目的にすり替わっていたのです。
そして美味しい純粋な野菜を作る目的を忘れると言う無知に私の意識は覆われていたのです。
それに気づいてから「こだわり」を捨て今の農に繋がっていきました。まだまだ未完成ですが私の農法ができそうです。
自然農で言う「補い」を応用してます。堆肥を作物にだけ影響する様に最小限の堆肥を補いしてます。成長を目的とせず、共生できるようにする事が目的です。結果としては+-=0に意識してます。必要無ければ補わず、必要あれば少量で補う。
米糠堆肥量
有機栽培での目安として1反当たり1000kgに対してたった50kgしか使用しません。約5%です。
人の行為が、自然、土に影響を極力あたえない配慮を取り組んでます。
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「自然とは何か?」
を問い、自然の自然循環を管理してます。

自然循環とは
生命(作物)
発芽→成長→子孫繁栄→成就→発芽……
環境(畑)
作物風化→腐植土→自然堆積土

栽培方法は無農薬栽培で栽培地を形成した後は、基本的に耕さず何も施さず。ですが作物が自然に淘汰されない様に米糠堆肥を、有機農家の元肥の量に対して5%ほどの量を補いとして、作物の根付近の土の上にパラパラ撒くように使ってます。ただし必要無ければ使いません。

「自然農で有りながら、自然農では無い。」そんな農法です。

人が種を蒔き、畑の自然管理をして永続的に維持しそこに有る雑草や、主菜、麦類を育て常に畑を自然循環させます。

畑を自然循環させる為。そこに有る草を刈り、敷き草にしてます。その敷き草は漉き込まず自然堆積し土が、畑の土として戻っていく様に管理してます。
尚、種を蒔いた作物(主に麦等)は、自然の循環に溶け込む様に種をそのまま畑に放置して自然に生え畑に根付き子孫繁栄できる様に畑に一部残しています。

私達は、なるべく純粋に畑を観て、自分のエゴ(大きく、綺麗に等の欲望)を極力入れず在るがままできた作物を、「自分が育てた」と言う概念では無く。
「自然の恵みをいただく。」と言う概念で、農作業が自然の営みの一部として溶け込む様に自然管理栽培しています。

これはお金を稼ぐ為だけの業ではなく、生き方の反映として全てに感謝の精神性を
表現していくアートマン(表現者)して農を業として取り組んでます。
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この投稿をした生産者

高知県 高岡郡四万十町東北の川

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