山崎 喜春の投稿一覧

 2024年産キヌアは、4月20日に種をまいた畑で、間もなく収穫に至りそうな気配です。穂が少し色づいてきました。

 他の畑では、4月2日にまいて、いったん霜で枯れ、4月27日にまき直したところでも順調に育っていて、続いて収穫できそうです。

 5月11日にまいた畑は、残念ながら、あまり発芽せず、ぱらぱらしか育っていません。どうしてこうした違いが出るのかは、よくわかりません。土作りも種まきも同じようにやってきてはいるのですが・・・。

 穂がふくらんで色づいてくるのは収穫が近づいているサインなので嬉しいのですが、梅雨時期ですので、雨が続くと穂は水をいっぱい含んで重くなり、茎の途中でポキッと折れて、倒れてしまうことが多くなります。こうなると、これ以上、成長しませんし、穂から芽が出る穂発芽してしまうこともありますので、難しい時期でもあります。

 本日は6月28日(金)。外はザーザー降りの雨が降っています。

 キヌアは収穫後は、圃場のハウスなどで乾燥させます。乾いたら、脱穀→唐箕(風選別)→精白→異物除去(外部委託)などといった作業が続き、ようやく出荷のための袋詰めとなります。

 昨年はいろいろ失敗もあり、収穫量は少なかったので、今年はたくさん収穫できるといいな、と願っているところです。
 
 
 
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 山梨県上野原市の雑穀キヌアの生産者、山崎です。今年は国連食料農業機関(FAO)が定めた「国際雑穀年」だそうです。この7日には神奈川県藤沢市で「記念シンポジウム」も開かれたそうですが、情報をつかむのが遅く、シンポを聞きに行くチャンスを逃してしまいました。キヌアの研究者の方もパネリストだったのに・・・残念。
 「雑穀」は英語で、millet(ミレット)というそうです。フランス語ではミレーと発音するとか。インターネットで検索すると、ミレーは登山用品のブランド名だったりしますので、語感的には、よい印象の言葉なのかもしれません。
 ところで、山梨県立美術館(甲府市)は、画家ミレーの絵画を収集している美術館として知られています。まだ、行ったことがないので、近く訪ねてみようと思います。ミレーは農民画家と言われ、「種をまく人」などの代表作があります。所蔵されているそうなので、見てきます。
 20日は大寒。そろそろ寒さも峠を越す時期になったきました。自身がキヌアの「種をまく人」になるのは4月初めですので、まだ先ですが、それまで、栽培している緑肥を粉砕してすき込み、牛糞堆肥を散布してすき込み、などと畑の準備作業が続きます。

 ※このブログ欄を書くのは初めてでしたが、こんな感じでいいものでしょうか。折りに触れて何か話題を書いていこうと思います。
 
 
 
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この投稿をした生産者

山梨県 上野原市

山崎 喜春