2024年産キヌアは、4月20日に種をまいた畑で、間もなく収穫に至りそうな気配です。穂が少し色づいてきました。
他の畑では、4月2日にまいて、いったん霜で枯れ、4月27日にまき直したところでも順調に育っていて、続いて収穫できそうです。
5月11日にまいた畑は、残念ながら、あまり発芽せず、ぱらぱらしか育っていません。どうしてこうした違いが出るのかは、よくわかりません。土作りも種まきも同じようにやってきてはいるのですが・・・。
穂がふくらんで色づいてくるのは収穫が近づいているサインなので嬉しいのですが、梅雨時期ですので、雨が続くと穂は水をいっぱい含んで重くなり、茎の途中でポキッと折れて、倒れてしまうことが多くなります。こうなると、これ以上、成長しませんし、穂から芽が出る穂発芽してしまうこともありますので、難しい時期でもあります。
本日は6月28日(金)。外はザーザー降りの雨が降っています。
キヌアは収穫後は、圃場のハウスなどで乾燥させます。乾いたら、脱穀→唐箕(風選別)→精白→異物除去(外部委託)などといった作業が続き、ようやく出荷のための袋詰めとなります。
昨年はいろいろ失敗もあり、収穫量は少なかったので、今年はたくさん収穫できるといいな、と願っているところです。