白茶づくり
2022/04/29
みなさんこんにちは。久しぶりの更新になってしまいました。


新茶の知らせが各地から聞こえますが、梅ヶ島はまだまだです。

今日は朝から小雨、あいにくの天気ですが、お客様から「白茶がのみたい!」とご要望をいただき、白茶づくりをしました。

(煎茶の場合、雨の日はお茶摘みはしません。雨露があると蒸しの工程がうまくできないからです。
 白茶の場合は、摘んだ後は自然乾燥のため、そんな悪影響はないだろうと、お茶摘みを決行しました。)

白茶は中国茶の一種です。(写真一枚目)
白茶と一言にまとめても、実はいろいろなものがあるそう。白茶、奥が深そうです。

写真の白茶は中国のものです。とてもミル芽です。こんなに小さいのに、綺麗に摘んであって、さすが本場中国!尊敬です。

写真の様に小さい芽は、芽が欠けないように摘むのが難しいのです。
またひとつひとつが小さいので摘んでも摘んでも、量がまとまらず、根気のいる仕事になります。

今日は”ボサッ木”と呼んでいるお茶の木から、摘みました。もちろん、在来です。

これは茶畑とは違って、人の手で整形されていない自然のままのお茶の木のことです。

形だけでなく、農薬や肥料などの諸々の手入れもされていません。




2人で3時間ほど手摘みをしました。


どんな白茶になるんでしょう。ワクワクドキドキです。

こんなお茶を作ってほしい!など、リクエストがありましたら、是非ご連絡ください。

出来る限りお応えしたいと思います。

5月、晴れますように。

この投稿をした生産者

静岡県 静岡市梅ヶ島地区

空洞庵

気になる投稿