【畔塗り】
土は水を染み込むが田んぼには水が満たされている。
よくよく考えると不思議な光景です。
田んぼの底の部分に関しては「代かき」の説明のときに譲るとして今日は田んぼの横の水漏れを防ぐ「畔塗り」について
畦とは田んぼと田んぼや農道・水路などを隔てる境界の土盛りを指す言葉です。
結論としてはそこに泥を塗る。このことで水漏れを防いでいます。
手順としてはトラクターの後ろに円盤がついた写真のような作業機をつけて写真のホウキの下の部分にある刃で耕し、円盤で耕された部分を塗り固めています。
最後に水を張るのは収穫の1ヶ月ほど前。
それから半年以上経過した春先はヒビやモグラの穴、雑草の根で水は抜け放題。
春先は全ての田んぼの畦の補修から農作業が始まります。