10月中旬の栽培レポート
2024/10/16
10月に入ってから天候が安定しているので、作物たちが元気イッパイ!

まずは太ネギから。
pic_1 太ネギの土揚げ作業
これは土揚げといって、土をネギの回りに盛っていく作業です。
土が掛かった場所は光合成ができないため、葉緑素が作れません。なので、色が少しずつ白くなっていきます。白くなった部分を「軟白(なんぱく)」と呼びます。
ネギの根っこは、下に潜っていくのではなくて、こうやって掛けられた土に向かって上に伸びていくのが特徴です。

pic_2 太ネギの状況
2週間ほど前までは首の部分がバラけた感じでしたが、かなり締まってきました。例年より伸びが遅いようですが、焦らずネギのペースで伸ばしていきたいと思います。農業は焦ると本当に良いことない。

次にブロッコリー。
今シーズンは苗づくりに少し工夫を凝らしました。その影響なのか分かりませんが、草姿が例年よりも大きい感じです。
pic_3 幅広い葉
天候不順の影響で苗を植えるのがかなり遅れたので収穫も遅れるのを覚悟してましたが、早いものは11月下旬から出せるかも。ちょっと、いや、かなりびっくり。

通路には雑草がはびっこてきました。
pic_4 通路の雑草
頃合いなので、土をビシッと寄せていきます! この地域は、冬に「赤城おろし」という冷たく乾いた超強風が吹きます。ジャンプするとそのまま数センチ移動できるくらい。野菜たちはその風で倒れてしまうことがあるので、埋めるように土を被せて対策します。

pic_5 作業完了
今後はパトロールして、隙間の雑草を抜いたり、害虫を捕獲したりが続きます。

(園主のひとり言)
今シーズンは、化学農薬を大きく減らす栽培を試みてる。想像以上に良い感じで進んでるように思える。今後圃場の選択や害虫の出現具合にもよるけど、一つの基準にできそう。
草姿のサイズがどう影響していくかも楽しみだ。


最後にサトイモです。
11月からの販売を予定しています。
肥料をほとんど使わず、化成肥料と農薬については一切使っていないのが栽培の特徴でしょうか。
種は昨年種ように栽培したものを自家採種したものです。
現状を確かめたくて試し掘りを実施。
pic_6 掘り出した芋
pic_7 良い感じ
サトイモにはいろいろな種類がありますが、これは加熱するとネットリほくほく。発送する時は芋を磨いて土をなるべく落とします。


以上、半年以上ぶりくらいに休日を得た園主がお伝えしました。
みやっちとも

美味しそうな里芋ですね!
ブロッコリーも楽しみにしています。
いつも美味しい野菜を作ってくださり、ありがとうございます。

FUJIGOMEファーム

>みやっちともさん
こんにちは!
コメントありがとうございます。

里芋、美味しそうと言っていただけて嬉しいです! 粘りがかなり強い芋になった感じです。ブロッコリーもご期待に応えられるよう、しっかり育てていきます!

いつも本当にありがとうございます。

園主

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