なると?いえ「ビーツキオッジャ」です
2022/03/03
なると?いえ「ビーツキオッジャ」です

ビーツというとボルシチを思い出します。
そう、ウクライナの伝統料理です。
ビーツとタマネギ、ニンジン、キャベツ、牛肉などの材料を炒めてから、スープでじっくり煮込んで作られます。寒い冬にぴったりの料理。

見た感じ赤カブのような形をしていますが、これはかぶではなくほうれん草などの仲間であるアカザ科。

健康野菜とも言われ、ナトリウム、マグネシウム、リン、カリウム、カルシウム、鉄といったミネラル成分が豊富に含まれています。

普通ビーツは真っ赤ですが、こちら写真のビーツキオッジャは渦巻き模様です。切る前の状態は、普通のビーツより若干色薄めの赤かぶのような感じです。

イタリアのキオッジャ地方の伝統品種で、スライスしてサラダなどに使われます。

と、たんたんと説明してしまいましたが、正直使い勝手はあまりよろしくないかもしれません。特に真っ赤なビーツは。
色素が強いので、一緒にしたものすべてに赤い色素が移ってしまいます。ボルシチなんかいい例で、あれはほぼビーツ色。

なので、サラダなどで使う場合は、薄くスライスして散らす程度がいいかと思います。

写真のビーツキオッジャは模様がおもしろいので、食卓に並んだときに「あれっ?」とびっくりされるかも。
食べてみると若干土くささはありますが、甘みがあります。

そう、ビーツは独特の味がして、若干土くさいところがあります。まずいというわけではないですよ(笑)
食べると甘みがあっておいしいのですが、たくさん食べると苦手意識が出てしまう場合があるかもしれません。

得意不得意はあるかとおもいますが、このうずまき以外にも、白や黄色(オレンジ)のビーツもあります。

赤いビーツは直売所などでは手に入りやすいと思いますので、もしうずまき、白、オレンジなども見かけたらぜひ使ってみてくださいね。

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