石狩ひつじ牧場（北海道）　の投稿一覧

牧場には、ねずみが住んでいて、時々悪さをするんです。
今回は、自動哺乳機のチュ―ブをかじられました。「穴からミルクが漏れ漏れです。」、という社員から報告を受け、急きょ夜に修理に。交換を終えて、ひつじ達の方に行くと、「待ってました！」と、ばかりに集まっているではないですか！
　ひつじは、鼻と耳がとても良く、動き出した機械から出るミルクの匂いが分かったのかもしれません。

３月１８日　石狩ひつじ牧場　山本 知史

１月２７日に作った「石狩ひつじブルー」。切りました。もう完全に製法をマスターしたようです。味はもちろん、色、つや、形、青かびの生え方。
大満足です。５８才から始めたチーズ作り。さらに進化させます。

３月１７日　石狩ひつじ牧場　山本 知史

生まれたー！って喜んでいたら、こうして怪我や病気が運ばれてくる仔羊がシーズン中で１０頭ほどいます。
この男の子は、なかなかのイケメンです。でも、前左足に怪我をしていてうまく立てません。動物が歩けないというのは、命に直結します。
幸い食欲があるので、粉ミルクをたくさん飲ませて、治したいです。

３月１日　石狩ひつじ牧場　山本 知史

１６：３０、陰部から赤ちゃんの手が見えました。1０分後、するりと出てきました。体全体が羊膜に包まれていましたが、お母さんが口で舐めながら、食べていきます。１０分後には、黒と白の毛が綺麗になりました。
その後、ヨーチンでへその緒を消毒し、次は、乳切りといって、２つの乳首をしごいて、初乳が出るかどうかを調べます。初乳は、どろどろ状で黄色い濃厚なミルクですが、１７２５番のお母さんは、さらっとしていたので、冷凍していた他の母親の初乳を解凍して与えました。
しばらくして、あかちゃんが乳首からミルクを飲んだのを確認して、牧場を後にしました。
大きな事故が無く、良かったです。

３月１４日　石狩ひつじ牧場　山本 知史

　昨日と今日と計４回、哺乳機の飲み方を教えました。いろいろな理由で、実のお母さんのおっぱいが飲めない子たちです。
夜９時に見回りに牧場に行き、灯りを点けると、「あっ、飲んでるーー」って、感動しました。

今後、この子を見た他の仔羊も次第に真似をして、飲めるようになる子が増えていきます。一頭一頭、人間が哺乳をすると、とてつもない労力と時間が必要です。イノベーションを活用して、救える命を増やしたいです。

３月１２日　石狩ひつじ牧場　山本 知史