がん治療のゲルソン療法を効率よく実践できる「パイビタン」
2021/10/19
ゲルソン療法は、ドイツのゲルソン医師が1930年に開発した治療法で、がんを全身の栄養障害、代謝(たいしゃ)障害ととらえ、塩、砂糖、油脂(ゆし)を使用せず、無農薬人参ジュースと多種類の生野菜ジュースを大量に飲む療法です。

 ゲルソン療法は多くの実績があるとのことだったので、調べてみると「あなたのがんを消すのはあたなです」(文芸社)という本を見つけました。この本は医師である渡邉勇四郎(わたなべゆうしろう)氏が自らの体験を元に書いた本です。進行性前立腺がんをゲルソン療法により消すことができたそうです。

大変興味深い内容ですので、抜粋(ばっすい)をご紹介したいと思います。
『固形がんである私の前立腺がんの場合、私の尿中K/Naが11.55になると、医療や薬物の使用のない状態でがん細胞は私の体から消えてしまいました。
多くの固形がんのがん患者さんの場合は、体のすべての細胞の中のNa(ナトリウム)、K(カリウム)のバランスが細胞の本来の正常状態となるまでは、手術治療後に再発をしたり、放射線治療後に再発したりする例はよく聞く話です。また、化学療法では、抗がん剤に対しがん細胞が耐性(たいせい)を獲得し、がん細胞の増殖が続くのです。そして抗がん剤を使用しながらも死に至ることがあるのです。これらはいずれもがん細胞ががんの三大治療法のどの治療法にも抵抗を示している姿と見ることができないでしょうか。すなわち、生体のすべての細胞のNa、Kバランスを細胞の本来の正常状態に戻すために、そして、それによってその生体が健康で生き延びられることを教えるためにがん細胞は出現してきているのです。決してその生体を殺すために出現しているのではないのです。がん細胞を含む体の中のすべての細胞の中でNa、Kのバランスが本来の正常状態になるとがんは消えてしまうのです。がんは病気ではないのです。
 このような事情を鑑(かんが)みれば、がんと診断された患者が最初にやるべきことは、ゲルソン療法を厳格(げんかく)に行うことによって、全身の細胞内電解質(でんかいしつ)バランスを本来の正常状態に戻すことなのです。
 がんは特別な部分の病気ではなく、全身的で慢性的な病気であるとゲルソン医師は言っていますが、本当はがんは目的を持って出現し、その目的が成就(じょうじゅ)すれば、がん細胞は自ら消え去るのです。』

 渡邉医師が言うには、K(カリウム)の数値をNa(ナトリウム)で割った数値が、11.55になった段階で、がん細胞が消えたとのことです。Naが過剰で、Kが減少の状態は体に良くないそうです。NaとKのバランスを正常に保つことが大事だということです。Kが少ないがん患者は、生(なま)の無農薬人参や無農薬野菜からKを摂取すべきだとのことです。

 手術や抗がん剤治療によりがんが治ったとしても、Na過剰、K減少という状態が変わっていなければ、がんは再発してしまうとのことです。これまで何故がんは再発するのか疑問に思っていましたが、その理由が理解できました。
 ゲルソン療法でがんが消えた事例はたくさんありますが、毎日無農薬人参ジュースを2リットルも飲むのはなかなか難しいように感じます。以前ご紹介したS.Iさんの事例では、無農薬人参ジュース「パイビタン」を一日コップ半分(約50ml)で腫瘍(しゅよう)が消えたとのことです。「パイビタン」はパイシステムとLife-Rays(旧テラヘルツ35)で処理されているため、効率よくK(カリウム)を摂取し、Naとのバランスを取ることができるのではないかと考えられます。

この投稿をした生産者

群馬県 前橋市富士見町

スター農園

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