

群馬県 前橋市富士見町
スター農園
横堀幸一
2008年に木村秋則さんの「奇跡のリンゴ」を読み、とても感動し、自分も無農薬で農業をやってみたいと思いました。30年間勤めた東京の会社を辞め、無肥料自然栽培や自然農法を実践されている農家の方々に、2年間ご指導いただきました。JAの会員にもなりました。
そして2010年に生まれ故郷の群馬県前橋市にて、無農薬・無化学肥料でお米や野菜を栽培することにしました。これまで失敗もたくさんありましたが、10年やってきて、何とか元気な野菜やお米を栽培することができるようになりました。
2018年には当農園で栽培された約50種類の野菜と果実の乾燥粉末が、「体内を還元(抗酸化)する乾燥粉末」として特許を取得しました。その後、特許取得の野菜の乾燥粉末を使い、無農薬人参ジュースや野菜パウダーなどを製造しました。
2019年には「ひふみ循環農法」を発行しました。アマゾンで販売しています。
どうぞよろしくお願いいたします。
生産者のこだわり
3種類の農法で栽培しています。①無肥料自然栽培 ②無農薬・無化学肥料パイシステム農法 ③無農薬・無化学肥料 市販の農業資材でのホームセンター農法 10年間継続しているので、安定した栽培を実現できました。
3種類の農法は全て無農薬・無化学肥料栽培です。
①無肥料自然栽培:農薬だけでなく肥料も与えず栽培しています。自家採取をしないと上手く育たないため、自分で種を取っています。
②無農薬・無化学肥料パイシステム農法:パイウォーターシステムの農業資材を使用して栽培しています。土壌改良資材、魚粉、自社開発活性剤(陽春77)を使用しています。
③無農薬・無化学肥料 市販の農業資材でのホームセンター農法:ホームセンターで手軽に買える農業資材を使って栽培します。草木灰や腐葉土、発酵油粕などを使って栽培しています。

当農園で栽培した野菜粉末が特許を取得しました
特許の内容は以下になります。
【発明の名称】:「体内を還元させる野菜、果実の乾燥粉末の製造及び保存方法」
当農園で栽培した野菜粉末を摂取すると、体内が還元(抗酸化)されることになります。抗酸化食品は健康の原動力と言われています。
特許には硝酸態窒素が非常に少ないことも記載されています。つくば分析センターで分析した結果、ほうれん草や小松菜などの硝酸態窒素は市販の野菜の1/4でした。
障がい者の方々に農業のお手伝いをしていただいています
2017年7月から、群馬県前橋市の障がい福祉サービス事業所「あいりんくす」さんの利用者さん(障がいを持った方)に、農作業をお願いしています。障がいを持った方の社会参加のお手伝いができればと思い、「あいりんくす」さんと契約しました。
最初は皆さんも緊張されていたようですが、回を重ねるごとに、楽しそうに作業をするように変わっていきました。「おはようございます!」「お世話になります!」と挨拶する声も元気になってきました。指導員の方がとても優しく指導をされているので、皆さんも楽しそうに作業をすることができるのだと感じました。本当に立派な指導員の方々だと、いつも感心しています。