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10年ぶりに作ることになったクインシーメロン。

今年は華々しい再スタートの年・・・だったはずが、来年に課題を残す年となりました。

この課題は「コロナ支援(送料無料プロジェクト)」として食べチョクのお客様にご指摘をいただいたからわかったことでした。

今シーズンを終えて、全体量の4%の割合で
・苦味があるメロン
・ヘタやお尻から傷んでくる
・届いた時点でヘタにカビが生えていた
・固く、甘くないメロン
が出ており、

この原因が
・樹勢(木が育つ力)が強すぎて、実を残す生殖成長にならず苦くなってしまった。
・害虫などからメロンを守る最低限の防除不足
・収穫後の適切な乾燥環境を作れなかった。
・化粧箱の空気穴がなく、メロンが呼吸できなかった。
と判明し、わかった時点で対処しておりました。

害虫からの起こる病気に関しては、他原因を排除した後も4件ほどお届けしたメロンがかかっていたようで実が固く、甘くないとご報告を受けました。

今回、コロナ支援のこともあり、皆さまから温かいご厚意を受けていたはずなのに、苦いメロンや甘くないメロン、カビや傷みがあるメロンをお届けしたことは皆さまのお気持ちを裏切る物でした。

メロンの値段が安いからと、「初めから苦いメロンを送ろうとしていたんだろう!」と言われたこともありました。
しかし、ほとんどの方は優しいお言葉をかけてくださり、代品を送らせていただくことを了承してくださったりと私たちにチャンスをくださいました。

”おりひめ物語”誕生の約1ヶ月、ご迷惑をお掛けした皆さま、それでも頑張ってと声をかけてくださった皆さま、叱咤激励をしてくださった皆さま、こちらの勉強不足のためにたくさんの情報をくださった皆さま、美味しかったとメッセージをくださった皆さま・・・

本当にありがとうございました!

来年はこの失敗がないよう、1年かけてしっかり対策を練っていきます。
”おりひめ物語”はさらに技術を上げていきます!

今後ともよろしくお願い申し上げます。

※食べチョクでの受注件数 約1400件
ありがとうございました!
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この度はコロナ支援送料無料プログラムの対象商品として、

 プレミアムメロン”おりひめ物語”

は、ものすごい注文数をいただきました。

9月初旬から4連休までに1323件の受注をいただきましたが、
注数が増える度に発送日を1週間、10日、2週間と伸ばしていった上、
お届け日も未定で、皆さまには大変ご迷惑をおかけして申し訳ございませんでした。
(4連休からおりひめ物語は販売休止にしております)

また、全体量の5%のメロンに苦味や傷みが発生し、
専門家とのやりとりや種苗会社と共に原因究明をし、
対象のお客様には代品発送または返金の手続きを致しました。

※現在は苦味の原因が2種類判明し、それに対応しております。

メロンが苦いことでご迷惑をお掛けした皆さまには、
本当に申し訳ございませんでした。
不安になられたと思います。
悲しんだり、苛立ったと思います。
言い訳でなく、どうにか信用をしていただきたいと対応を進めました。
それが足りてなかったら、もう小森ファームの農作物は今後お買い上げにならないでください。
この度は大変申し訳ございませんでした。

苦味のことも重なり、ご注文から発送までの日数が最大の14日となっており、まだまだ400名弱の方にはお届けできておりません。

大変申し訳ございませんが、しっかりお届けいたしますので
もうしばらくお待ちいただけると幸いです。

食べチョクというプラットフォームで、皆さまに助けられ、たくさん学び、
しっかり前に進んでおります。
皆さまの温かいご厚意に感謝しております。
ありがとうございます。
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たくさんの方からコメントをいただき、大変感謝いたしております。

現在、”おりひめ物語”は甘く美味しいものもあれば、苦くて食べられない、ヘタやお尻の部分から傷んでしまうものもあります。

おりひめ物語を食べチョクに出品できるようになり
   「10年の時を超え!」
などと、かっこいい商品名を付けておりましたが、完全に
   「10年のブランク」
でした。

10年前までは同時期に何千玉ものメロンを収獲(7月)し、見た目がひどい物でない限り、こちらの判断で全て農協に出荷。
その後、全てのメロンを食べたお客様からの美味しい、美味しくないの評価とは無縁でした。
(地区では美味しいと評判だったのですが)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

メロン作りと時期を変え、作っていた
  「フルーツトマト”まいひめ物語”」(収獲時期12~6月)
を美味しくするために、研究し理想の味まであと少しのところまで来たのが昨年。
25年失敗の連続でした。

そして今年、まいひめ物語の生産は5月からの猛暑には勝てないということで、
   「夏にもう一度、メロンを作りたい!」
と試作もかねてスタートしました。

しかし、夏(7~9月)に作るメロンは、種苗会社から生産が難しいので大変ですよと言われながらも、専門家に尋ねながらの手入れを行い、しっかりとした実がついたと満足しておりました。

すると、お客様より

・見た目は何もないのに、食べると苦くて吐き出してしまった
・ヘタ、お尻が痛んでいる

この二つのご報告を受けることになりました。

全出荷量の5%ですが、そのメロンを食べてしまった方はたまったもんじゃありません。
私も初めて苦いご報告を受けた9月上旬、ちょうど大事にしていたメロンを食べて、吐き出すほど苦いメロンを食べました。
ご報告を受ける度に、お客様に嫌な体験と嫌な想いをさせてしまっているなんて、私たちはひどいと思いました。

現在、原因がしっかり分かり、
・樹勢が強く(樹だけが育とうとして実に栄養がいかない)、実は見た目きれいで美味しそうなネットをしているのに、果肉は吐き出すほど苦い。
・メロンの外側に着いている自然界にいる細菌処理不足と化粧箱内の湿気によりカビや傷みが発生して苦味となる。
に対応しております。

原因に対して作り方や実の見極め、出荷準備での工夫をしております。
そして、美味しくないメロンを食べた方々には代品をお送りしておりますので、私たちにもう一度チャンスをいただけたらと思います。

「10年のブランク」のせいで、大変ご迷惑をおかけいたしました。

メロンはみんな大好きで、確実に美味しく食べたい!
食べ頃の好みも皆さん違うので、自分好みに仕上げるため大事にしている!
私たちは繊細なフルーツのメロンともっと向き合っていきます。

今後ともよろしくお願い申し上げます。
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