今年もブルーベリーの季節がやってきました。
畑を借りて栽培を始めたのが３年前、これから４シーズン目に突入します。
１年目は、師匠に習いながら、春の降雨の多さに悩まされながら順調に収穫できました。しかし、２年目からカイガラムシの発生が徐々に多くなり、昨年はさらに増加、今年は冬から大増殖、収穫量がかなり減るのではないかと心配しておりました。しかし、2月の剪定後から、ほとんど目に見えないサイズの幼虫を布などで擦りとり、3月後半、4月後半とさらに追加で２回手作業で除去を行いました。その甲斐があってか、青い実も膨らみ始め、去年並みの収穫が得られるのではないかと見込んでいるところです。
昔はこのカイガラムシもあまりみられなかったと聞きます。まさに温暖化のせいで南の方から少しずつ生息域を北上させているようです。その害虫を食べてくれる益虫も少しずつ顔ぶれを変えつつあります。
ブルーベリーの木も年々歳を重ねます。徐々に老化して虫や病気にやられやすくなるようで、毎年同じように見える果樹栽培も年々違う問題を抱えるようです。木の健康状態を常に伺いながら、若返りを応援しつつ毎日面倒を見ています。