私たちの農園が始まったいきさつと、大切にしていること
2022/03/09
こんにちは!
今日は自社サイトのリニューアル作業をしていて、当園が始まった経緯や大切にしていることについて改めて文章を書き直したので、こちらに添付してみようと思い立ちました。
自己紹介ページだけでは伝えきれない思いやストーリーを短くわかりやすくまとめられたかなと思いますので、もしよろしければご覧くださいm(__)m
ーーー
【親子代々受け継いできた小さな畑で、一本一本の木を子供のように大切に育てています】
ハウレット農園は、カナダ人の英語教師・環境活動家のピーター・ハウレットが1990年に北海道函館市の隣町北斗市で開いた農園です。
現在は、息子である僕(ハヌル)が主にブルーベリーとカシスの栽培を、
パートナー(函館市内でRomioRiというエシカルブランドを運営)が商品開発や収穫期の段取りを担当。
父の代から一貫して農薬・除草剤・化学肥料を一切使用せず、トラクターやハーベスターなどの大型機械も活用せず、手作業だけで畑を管理しています。
剪定・防虫対策・草刈り・草むしり・収穫・冬囲いなど、全ての作業を自分たち自身の手で行うことにこだわる理由は、一本一本の木に寄り添って、健康状態や実の出来具合いを丁寧に観察したいから。
だから私たちは、自らの手に余るほど畑の面積を拡大したり、木の本数を必要以上に増やすことはしません。
全ては、安心安全で、本当に美味しいブルーベリーとカシスを皆様にお届けするため。
「Small and Sustainable(小さく留め永く続ける)」をモットーに、今日も大好きな土の上で、我が子の成長を楽しむように大切な木々たちと向き合っています。
【失われつつある伝統品種を守り続けたい】
私たちの農園では、昔ながらの伝統的な品種を今でも大切に栽培しています。
カシスは「ボールドウィン」という野生に最も近い、中世ヨーロッパ時代に食べられていた品種のみを栽培。
世界的に見ても大変珍しい品種で、宣教師として戦後まもなくカナダから北海道名寄町に渡った祖父が自宅の庭に植えていた一株をもとに、僕の代になってから挿し木で増やしました。
ブルーベリーは、「パトリオット」「ブルージェイ」「ランコーカス」など、戦後アメリカで親しまれていた寒冷地向けの品種(北部ハイブッシュブルーベリー)約7種類を主に栽培。
日本においてブルーベリーが一般的に知られていなかった30年以上前に、父がたくさんのお金をかけてカナダから輸入し、たくさんの労力を注いで畑に植え付けたものです。
最大の特徴はなんと言っても、濃厚かつ複雑な味わいと芳醇な香り。
昨今主流となっている新しい改良品種に比べると、樹勢が弱く収穫量も少ないのでとても手がかかりますが、食文化の多様性を育んでいきたい思いから、失われつつある貴重な品種の栽培にチャレンジし続けています。
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最後まで読んでくださりありがとうございました!
良い一日をお過ごしください。
今日は自社サイトのリニューアル作業をしていて、当園が始まった経緯や大切にしていることについて改めて文章を書き直したので、こちらに添付してみようと思い立ちました。
自己紹介ページだけでは伝えきれない思いやストーリーを短くわかりやすくまとめられたかなと思いますので、もしよろしければご覧くださいm(__)m
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【親子代々受け継いできた小さな畑で、一本一本の木を子供のように大切に育てています】
ハウレット農園は、カナダ人の英語教師・環境活動家のピーター・ハウレットが1990年に北海道函館市の隣町北斗市で開いた農園です。
現在は、息子である僕(ハヌル)が主にブルーベリーとカシスの栽培を、
パートナー(函館市内でRomioRiというエシカルブランドを運営)が商品開発や収穫期の段取りを担当。
父の代から一貫して農薬・除草剤・化学肥料を一切使用せず、トラクターやハーベスターなどの大型機械も活用せず、手作業だけで畑を管理しています。
剪定・防虫対策・草刈り・草むしり・収穫・冬囲いなど、全ての作業を自分たち自身の手で行うことにこだわる理由は、一本一本の木に寄り添って、健康状態や実の出来具合いを丁寧に観察したいから。
だから私たちは、自らの手に余るほど畑の面積を拡大したり、木の本数を必要以上に増やすことはしません。
全ては、安心安全で、本当に美味しいブルーベリーとカシスを皆様にお届けするため。
「Small and Sustainable(小さく留め永く続ける)」をモットーに、今日も大好きな土の上で、我が子の成長を楽しむように大切な木々たちと向き合っています。
【失われつつある伝統品種を守り続けたい】
私たちの農園では、昔ながらの伝統的な品種を今でも大切に栽培しています。
カシスは「ボールドウィン」という野生に最も近い、中世ヨーロッパ時代に食べられていた品種のみを栽培。
世界的に見ても大変珍しい品種で、宣教師として戦後まもなくカナダから北海道名寄町に渡った祖父が自宅の庭に植えていた一株をもとに、僕の代になってから挿し木で増やしました。
ブルーベリーは、「パトリオット」「ブルージェイ」「ランコーカス」など、戦後アメリカで親しまれていた寒冷地向けの品種(北部ハイブッシュブルーベリー)約7種類を主に栽培。
日本においてブルーベリーが一般的に知られていなかった30年以上前に、父がたくさんのお金をかけてカナダから輸入し、たくさんの労力を注いで畑に植え付けたものです。
最大の特徴はなんと言っても、濃厚かつ複雑な味わいと芳醇な香り。
昨今主流となっている新しい改良品種に比べると、樹勢が弱く収穫量も少ないのでとても手がかかりますが、食文化の多様性を育んでいきたい思いから、失われつつある貴重な品種の栽培にチャレンジし続けています。
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最後まで読んでくださりありがとうございました!
良い一日をお過ごしください。