赤身肉の女王ダチョウ肉
2021/03/02
こんにちは!
いつも応援ありがとうございます!

今日は雨ですね!ダチョウ達もアンニュイな感じです。

今日は真面目な話をしようと思います。

今日、たまたまインターネットを見ていたら
「赤身肉の女王ダチョウ肉」というフレーズが僕の目に飛び込んできた。

嬉しかった。



だいぶ昔、僕がダチョウに関わり始めたとき、
ダチョウといえばダチョウ倶楽部とかのイメージだった。
よく知らないけど、ネタっぽい、なんか、ゲテモノ的なモノ。

えっ!美味しいの?なんかクサそう。

そんな感じ。

実際、獣臭さがあったり、ひどいときには雑巾絞った臭いがするダチョウ肉が平気で売られていた。
(一体、何を食べさせてたんだ?)

だから、僕が食べて美味しいと思った肉は、数えるほどしかなかった。

そんなイメージをなくそうと、ダチョウについて色々と調べていった。

そしたらダチョウは、
英国王室の紋章に使われていて、
宮廷絵画の装飾品として描かれていた。

むしろ高貴な場面で使われていることが多かった。

ギャップに驚いた。
イメージが違う。

古代ローマ時代に食通かつ料理人だったアピシウスの本にも、ダチョウの料理について書かれている。

ダチョウって美味しいんだ!

実は、ちゃんと美味しい飼料で育てられたダチョウ肉は、獣臭いどころか、むしろクセがなさすぎるぐらい、ない。
すごく繊細で上品。
美味しいお肉だ。
あるとしたら、鉄分が多いため、赤身肉のニュアンスがほんの少し。

この繊細さをベースにして、イメージを変えられないかな?
上品な美味しさをつかって、イメージを変えられないかな?

自分が関わっていくダチョウは、これまでの粗悪なダチョウとは違うことを表明したかった。

だから、名前を
『Queen's Ostrichクイーンズオーストリッチ』ににした。

「クイーン」には、上品で上質な赤身肉であり、さながら女王のようだという意味を込めて。

そして、「クイーン」のシンボルとして、フランス王妃マリーアントワネットの王妃にすることを決めた。

だから、ロゴも、マリーアントワネットの肖像画をモチーフにした。

マリーアントワネットは有名な悪女なのになんで?と思うかもしれない。

ここが大事なところだが、
マリーアントワネットは、歴史上の敗者であるためイメージとても悪い部分もあるが、
でも、実際には、大きく文化的な貢献をした良い側面もあるのだ。

実は彼女はダチョウの羽をはじめ、最新ファッションを大胆に取り入れいれたことでも知られている。
新しい文化を広めた女王なのだ。

そして、当時の食糧難を解決するためのアイデアとして、じゃがいもを普及するための広告塔として活躍したりなどもしていた。

新しい文化を広める、食糧難を解決するためのアイデアを普及する、という点でも、僕がダチョウに注目したことと一致する。

ダチョウは食糧難を解決する救世主ならぬ、救世鳥になる可能性を持っているんだ。

「クイーンズオーストリッチ」のダチョウ肉は、赤身肉の女王たるダチョウであり、王妃のダチョウたるに相応しいものである。

「赤身肉の女王」というフレーズもこうして生まれた。

だから、今日「赤身肉の女王ダチョウ肉」というフレーズが、まったくつながりのない飲食店さんで出てきたのを見かけて、嬉しかった。

ダチョウ肉に良いイメージが広がってきたのかな。

嬉しい。

今日も明日も、これからも頑張ろう。

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