お米のとどいたよに「田舎のおいしい水の味」といただきました。その通りで、山からの湧水が、何時間かで田んぼに入ります。私にはわからないこと、お客様の感覚は、素晴らしいです。
水といえば、5年前、初めての深雪なす漬けが魚沼に並びました。それは都会の水でした。水のおいしさがありません。水で魚沼人には無理でした。
父が「最高のなす」と言ったなすです。せっかくのなすがもったいない。私には、いい水があります。「ヨシ、作ろう!」と決めました。
でも不安がありました。「違うなす漬けになるだろうか?」ということです。
それも2年後に解消しました。「星には悪けど。食べ比べたらやっぱり深雪なす、もうこれしか食べない」と同級生が言ったのです、作って大正解です。
今回、「水茄子漬」を出します。自畑の大きめを入れてあります。深雪なす漬けは、なすが仕入れで出せないので、自畑のなすで深雪なす漬けを目指しました。
深雪なす農家のいい伝えとして「一晩で大きくなるなすは味がいい」というのが、あります。自畑で具体化を目指したのが「水茄子漬」と思ってください。