今年もササシグレの刈り取りと杭掛け完了しました。
今年は参加人数少ないのに雨マークが迫ってて、さらに昼頃は稲刈りの時期としては35℃近くととてもキツい作業でした。
隣の田んぼには近くの農業法人の最新のコンバインがすごいスピードで刈り取りしながら脱穀していきます。その間30分弱。
我が家は写真の田んぼ1枚に2人でほぼ2日かけて刈り取りと杭掛けをし、1週間ほど干して天地返しに半日。
その後1週間ほどしてから脱穀に丸1日。最新のコンバインで30分の所に2人で3日。単純に手間を考えると、コンバインで脱穀まで済ませれば生産量も増やせて収益増になります。
杭掛けする事で稲の茎の養分まで吸い上げます。ササシグレという古い品種の大切さも理解し、高めの価格でも毎年1年かからず売り切れになる事に感謝しています。
脱穀後の稲藁は、親戚筋のそれぞれ100年以上続く2つの神社に渡り、しめ縄や神事に使ってもらいます。
杭掛け天日干しできるのも家族の助けあってで、数年後には人手不足で通常のコンバイン刈り取りになる可能性もあります。手伝い来てくれる人を探さねばとも思いますし、こんなにキツいのに収穫量を増やせない農法を続けることの難しさを感じ、いつまで続けられるのか悩ましくもあります。
効率化すれば収益は増える。古い農法には特に農水省や農協から支援はありません。買い支えてくれるお客様あってです。
この後、コシヒカリの収穫もあります。最新の品種を作らない我ながら頑固さ。そして秋みょうがやみずの実、栗、くるみ、あけびなど秋の実りの収穫も待っています。
さらに我が家の主力の庄内柿が始まります。
秋の実りの出品は気まぐれなとこありますが、また引き続き応援よろしくお願いします。