6月24日はサンジョバンニ(洗礼者ヨハネ)の聖人の日を境に青いクルミを使ったリキュールを仕込む伝統があります。
作り方は多少個人差がありますが、青いクルミをアルコール度数90%以上のスピリタスと氷砂糖で漬け、仕上げにレモン、シナモン、クローブ、バニラビーンズ、カルダモン、ニッケイ、コーヒーチェリーなどでさらに漬けて風味高くしていきます。アクでとても濃い色になります。
アルコールや炭酸で割って飲むのがスタンダードですが、バニラアイスなどにかけて食べるのが美味過ぎてびっくりすると思います。コーヒーに入れてコーヒーリキュールみたいな感じもできます。バルサミコ酢のようにサラダドレッシングにアレンジも出来るそうです。
どれにしてもアルコール度数高いので、大人の嗜みです。
日本にも近年伝わってノチーノを作る人もいますがカシグルミの青いクルミを手に入れる事は困難です。
それに使われるクルミは、カシグルミの殻がまだ形成される前のものを使います。オニグルミでもできますが、アクがオニグルミは強いのでカシグルミをオススメしていますが、カシグルミは東北にはほとんど無く、長野県がカシグルミ生産の8割を占めていますし、もちろんお菓子などに使われるナッツなカシグルミとして使われますので、青いうちのカシグルミを収穫することはありません。
作り方は、市販のスピリタスが500mlしか見かけないので、青いクルミ500gをベースにし、カシグルミと一緒に同梱します。スパイスは比較的購入しやすいものをベースにします。
イタリアでは12月のクリスマスの頃に飲むことが多いようですが、半年漬けただけだとかなりキツいので3年以上寝かせることをオススメしています。
普通の果実酒とはまったく雰囲気は異なりますし、途中でクルミを取り除いたり、手間も多いですが、3年待つだけの価値のある感動を味わえます。
カシグルミが殻を形成する前の段階までなので、販売期間も極めて短いです。
こんな物好きはいないなと思いつつ出品いたします。
500gのみ出品しますが増量希望でしたらご連絡ください。販売時期が短いこともあり、お届けの日にち指定はできません。常温便で発送しますが、すぐに仕込まない時は冷蔵庫で保管してください。
見た目が青梅と似ていて間違えて注文されませんよう確認お願いします。
「金三郎十八代目」でInstagramなどしています。出品するものしないもの、色々投稿していますので、興味がある方はよろしくお願いします。
商品説明をもっと見る
便利なお届け通知や、限定おすすめ情報も!
いつでも、どこでも、農家・漁師と繋がろう!