ご案内とご報告
2019/11/07
果実庵とざわの農園主、兎澤です。
9月から収穫をしておりましたが、早生品種の花芽が少なく収量が大幅減となり出品できませんでした。ただ、これからのサンふじと王林は前年よりも収量増の見込みです。今週中に出品予定です。
そして今年の2つのご報告です。
①アウトドアメーカーのパタゴニアのプロセールスに登録されました
②圃場№1(1.1ha)が有機JAS認証となりました
認証機関:公益社団法人 秋田県農業公社
認証番号:有機農産物認証生産 第33号
この2つの登録日、認証日は同じ10月18日でした。
①については農業とは関係ないと思われるかもしれませんが、私の営農方針や将来を見据える上で、とても重要な繋がりです。
農園のブログに書いてます。この記事の一番下にコピーしたのを貼り付けますが、長いのでお時間ある方はご一読いただければ幸いです。
今年は遅い出品となりましたが、令和元年度産りんごをよろしくお願いいたします。
農園主 兎澤忠良
以下、パタゴニアプロセールスプログラムについてのブログ
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昨年に受けた取材でのご縁がきっかけで、令和元年10月18日、アウトドアブランドのパタゴニアのプロセールスに登録されました。
今では農家もアウトドアブランドのウェアを利用する方が増えてると思いますが、今回の登録に驚かれる方もいらっしゃいます。
専業農家は要件に当てはまらないので、私も正直登録には驚きました。
ただ、私の営農の考えやライフスタイルはパタゴニアさんの経営理念に繋がるものがあると思っていました。
私の有機農業を目指ざす取り組みは、私のアイデンティティであるスポーツと、野外での活動全てが繋がって成り立っています。
アスリート、スポーツ愛好家との交流を農業に繋げる活動は10年以上になり、近々機能性向けの加工食品の公開をする予定です。
山奥の自然が好きで、そのまま夜を過ごすこともあります。
2011年のある出来事がきかっけで、自然や生き物に対する見方が変わりました。
人格そのものが変わった感覚があります。
上手く説明できませんが、その感覚が栽培法の方向性と繋がっています。
有機JASでは環境に負荷をかけない持続的な農業、を掲げています。
また、「100年以上続く農業」というフレーズをよく目にします。
私も「100年以上続く当農園が、この先も新たな物語を〜」とHPに書いてると思います。
実際に、100年先の今の畑を想像しても、存続していることをまったくイメージできませんでした。
人手不足、後継者の問題です。
数年前から、一気に高齢化の影響による労力不足を強く実感しました。
人手の確保も難しく、自分で時間を惜しんで作業をするしかありません。
当然負荷や疲労は年々重くなっていきます。
そこで、体のケアの一環でアウトドアメーカーのウェア、ブーツを使用するようになりました。
体感的に、かなり作業効率が改善し、精神的にも楽しく作業ができています。
高価ではありますが、心身への影響、そして趣味の野外活動でも使えるということで、費用対効果は言うまでもありません。
私の農業以外の取り組み ⇒ オリジナリティのある農業
アウトドアメーカーのウェアの導入 ⇒ 作業効率、体のケア
そして今回パタゴニア・プロセールスプログラムに登録されたことで、次の世代にも農業に関心を持ってくれるかもと少し期待をしています。
100年先の農地を守るのは、私の下の世代、そしてまた下の世代です。
それでも、今の人口の流れでは人手不足解消に及ばないと思います。
であれば、人の質で補えればと考えています。
労働力や知恵、そのために農機具、ウェア、IT、思いついたことは色々取り入れていきたいです。
農業で先を目指すなら農作物を作るだけでなく「人づくり」も。
有機栽培については、全ての農地を有機は現実的ではありませんが、まず自分の出来る範囲で取り組みます。
慣行栽培も、どうしても移行せざるをえない時はその決断をする柔軟性も持っています。
これまでの考えを営農で示していき、一人でもいいから農業に感心を持ってくれれば嬉しいです。
そして私が子供の頃からの記憶にあるりんご畑の憧憬が、守られていくことを願います。
パタゴニアさんとのご縁を大切に
これからよろしくお願いいたします。
9月から収穫をしておりましたが、早生品種の花芽が少なく収量が大幅減となり出品できませんでした。ただ、これからのサンふじと王林は前年よりも収量増の見込みです。今週中に出品予定です。
そして今年の2つのご報告です。
①アウトドアメーカーのパタゴニアのプロセールスに登録されました
②圃場№1(1.1ha)が有機JAS認証となりました
認証機関:公益社団法人 秋田県農業公社
認証番号:有機農産物認証生産 第33号
この2つの登録日、認証日は同じ10月18日でした。
①については農業とは関係ないと思われるかもしれませんが、私の営農方針や将来を見据える上で、とても重要な繋がりです。
農園のブログに書いてます。この記事の一番下にコピーしたのを貼り付けますが、長いのでお時間ある方はご一読いただければ幸いです。
今年は遅い出品となりましたが、令和元年度産りんごをよろしくお願いいたします。
農園主 兎澤忠良
以下、パタゴニアプロセールスプログラムについてのブログ
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昨年に受けた取材でのご縁がきっかけで、令和元年10月18日、アウトドアブランドのパタゴニアのプロセールスに登録されました。
今では農家もアウトドアブランドのウェアを利用する方が増えてると思いますが、今回の登録に驚かれる方もいらっしゃいます。
専業農家は要件に当てはまらないので、私も正直登録には驚きました。
ただ、私の営農の考えやライフスタイルはパタゴニアさんの経営理念に繋がるものがあると思っていました。
私の有機農業を目指ざす取り組みは、私のアイデンティティであるスポーツと、野外での活動全てが繋がって成り立っています。
アスリート、スポーツ愛好家との交流を農業に繋げる活動は10年以上になり、近々機能性向けの加工食品の公開をする予定です。
山奥の自然が好きで、そのまま夜を過ごすこともあります。
2011年のある出来事がきかっけで、自然や生き物に対する見方が変わりました。
人格そのものが変わった感覚があります。
上手く説明できませんが、その感覚が栽培法の方向性と繋がっています。
有機JASでは環境に負荷をかけない持続的な農業、を掲げています。
また、「100年以上続く農業」というフレーズをよく目にします。
私も「100年以上続く当農園が、この先も新たな物語を〜」とHPに書いてると思います。
実際に、100年先の今の畑を想像しても、存続していることをまったくイメージできませんでした。
人手不足、後継者の問題です。
数年前から、一気に高齢化の影響による労力不足を強く実感しました。
人手の確保も難しく、自分で時間を惜しんで作業をするしかありません。
当然負荷や疲労は年々重くなっていきます。
そこで、体のケアの一環でアウトドアメーカーのウェア、ブーツを使用するようになりました。
体感的に、かなり作業効率が改善し、精神的にも楽しく作業ができています。
高価ではありますが、心身への影響、そして趣味の野外活動でも使えるということで、費用対効果は言うまでもありません。
私の農業以外の取り組み ⇒ オリジナリティのある農業
アウトドアメーカーのウェアの導入 ⇒ 作業効率、体のケア
そして今回パタゴニア・プロセールスプログラムに登録されたことで、次の世代にも農業に関心を持ってくれるかもと少し期待をしています。
100年先の農地を守るのは、私の下の世代、そしてまた下の世代です。
それでも、今の人口の流れでは人手不足解消に及ばないと思います。
であれば、人の質で補えればと考えています。
労働力や知恵、そのために農機具、ウェア、IT、思いついたことは色々取り入れていきたいです。
農業で先を目指すなら農作物を作るだけでなく「人づくり」も。
有機栽培については、全ての農地を有機は現実的ではありませんが、まず自分の出来る範囲で取り組みます。
慣行栽培も、どうしても移行せざるをえない時はその決断をする柔軟性も持っています。
これまでの考えを営農で示していき、一人でもいいから農業に感心を持ってくれれば嬉しいです。
そして私が子供の頃からの記憶にあるりんご畑の憧憬が、守られていくことを願います。
パタゴニアさんとのご縁を大切に
これからよろしくお願いいたします。