東京農業大学に入学後、農業の現場に触れるにつれて、農業の魅力、農家の格好よさに魅了されました。
大学3年生の時には就農を決意。農業法人で働き、個人農家で1年間研修したのち、独立就農しました。
農地は比較的まとまっており、1枚で8反あります。分散はほぼしていません。
平地と土壌が砂質の関係で、冬から春先は土埃がすごい地域です。
落花生やニンジン、スイカの産地でもあり、土壌が肥沃で水はけが良いです。
生きるのに絶対必要な食において、安心安全は大前提であると考えます。
きれいな野菜ができても、農薬や化学肥料を使った野菜は売りたくないし、自分でも食べたくありません。
農薬や化学肥料を使わずとも、野菜たちは立派に育つ力を秘めています。それをいかに引き出すかが、私の使命であると考えています。
いかに自然の法則に則った栽培ができるかが今の課題でもあります。
それから自家採種にも力を入れています。形が悪いけどおいしい野菜など、食味が良い野菜は積極的に自家採種して、次世代につながるよう努めています。