もちろん山田錦は当園産の農薬不使用、化学肥料有機肥料不使用のお米です。
山田錦は酒造好適米と呼ばれています。酒造りに最適な山田錦ということはつまり、麹にすることに最適だと言えます。
理由は、粒が大きいことで米粒に残るでんぷんが多く、麹菌の力が強くなります。
甘酒にしたときにはでんぷん量が多い分、糖化する量も増え、甘みの濃いものに仕上がります。
ぜひ一度お試しください。
【なぜ酒米である山田錦を作るようになったのか?】
もともとアルコールがまったくだめだった園主が飲めたお酒がありました。
それが自然栽培で栽培された山田錦のお酒でした。
「あ!こんなお酒になる山田錦を自分も栽培してみたい!」
そう思うようになりました。しかし、お酒の仕込みに使われるお米は栽培前から契約されているものが多く、酒蔵とつながりが無かったのですぐには栽培できませんでした。
また、この思いとは別に農薬不使用の田んぼを増やすことで少しでも環境回復になる活動がしたいと思うようになり、酒米だと収穫できれば決まった金額で売れるということから、自分以外の農家にも農薬不使用での稲つくりを広げられるのではないかと思いました。
この二つの思いが合わさり、「宗像日本酒プロジェクト」が始まりました。
このプロジェクトは農薬不使用の稲作を広げ、環境回復を進める取り組みです。出来た酒米は事前に契約された酒蔵さんに買い取ってもらうため、自分以外の農家さんにも農薬不使用の稲作に取り組んでもらいやすくなります。そのため、多くの農家で農薬不使用の稲作が増えればその分、環境回復への助力も増えていくものと考えています。
このプロジェクトがきっかけで山田錦を栽培するようになりました。
お酒にするためには仕込む樽の大きさによって最低限のお米が決まります。初年度はこれを下回らないようにと多めに作付けした結果、多くの山田錦が余ってしまいました。そこで、余った山田錦を麹にしたところ、多くの方からご好評いただき、当園の麹は山田錦で固定するようになりました。
(※米麹は約2週間置きの製造となっております。)
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