《お歳暮に!》コシヒカリ白米4.5kg【天日干し・無肥料・栽培期間中農薬不使用】
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《お歳暮に!》コシヒカリ白米4.5kg【天日干し・無肥料・栽培期間中農薬不使用】

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古代米雑穀よりどり商品をご購入のお客様へ(2024年12月9日記載)

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お歳暮用の「のし」をつけたお米、コシヒカリ白米4.5kgです。
「のし」の文字の変更もできますので、その場合は「特記事項」欄にてお申し付けください。(一応、ご注文前にご確認いただくのが確実です。)


肥料を与えず自分の力でじっくり育った、お米です。収穫後、天日で干して乾燥させています。

■品種:コシヒカリ
■栽培地域:千葉県君津市
■栽培方法:無肥料・栽培期間中農薬不使用

【ののま自然農園のお米はなぜおいしいのか??】


その理由は、以下の3つにあるかと思います。

 1. 無肥料栽培のため、たんぱく質が少ない
 2. 天日干しで養分を最後までお米に供給
 3. 本来の稲の生育時期で栽培


《1. 無肥料栽培のため、たんぱく質が少ない》


ののま自然農園のお米は、肥料を使用していません。(野菜にも使用していません)
お米の美味しさを決めるもののひとつに、「たんぱく質の含有率」があります。
たんぱく質が多く含まれるお米は、粘りが少なく硬くなってしまい、一般的には「たんぱく質の少ないお米の方がおいしい」と言われています。
窒素肥料分が多いとお米のたんぱく質が多くなりますので、無肥料で育てたお米はたんぱく質が少なく、おいしくなるのです。

その代わり、無肥料栽培だと収穫量は少なくなります。
現代の慣行農法では、田んぼ1反あたり8俵のお米が穫れますが、無肥料栽培だと4俵ほどになります。(もちろん地域や栽培方法、技術、土質などによって収穫量は変わります。)
ののま自然農園では、田んぼに草が生えてしまうと1反あたり2俵しか穫れないということも普通にありますが、草が窒素分を吸収してお米のたんぱく質含有量が少なくなるので、おいしいお米が穫れます。


《2. 天日干しで養分を最後までお米に供給》


ののま自然農園のお米は、「天日干し」で乾燥させています。
「天日干し」とは??
お米を茎のついた状態で収穫し束にして、束になったお米を物干し竿のような「はざ」にかけて、日光に当てて乾燥させます。(これを「はざ掛け」「おだ掛け」などと呼びます。)
これをすることで、茎に残っている養分を最後までお米に送ることができると言われています。
(一般的な大規模・中規模農家の場合は「機械乾燥」が主流です。)

完全天日乾燥の新米は機械乾燥の新米よりもさらに水分が多めですので、収穫年内のお米は通常の新米よりもさらに水を少なめで炊くのが良いかと思います。
機械乾燥のお米の水分含有率が14%なのに対し、完全天日乾燥の新米は16%ほどです。
その後、貯蔵中に水分が少しずつ抜けて、通常のお米と同じくらいの水分量になります。
ちなみに水分含有率14%が最も貯蔵に適しており、水分が多すぎると貯蔵性が悪くなると言われていますが、完全天日乾燥でも貯蔵中に品質が低下したということはありませんでしたのでご安心ください。

以下は余談ですが、天日干しは機械乾燥に比べて大変手間がかかります。
手間の違いを簡単に比べてみましょう。

[機械乾燥]
1.コンバインで収穫(この時、機械内で同時に脱穀も行われ、籾だけの状態になる。また、藁は細かく裁断され、田んぼに散らされる。)
2.収穫した籾を軽トラ荷台の大きなコンテナに移動(コンバインからスクリューパイプで送られる)
3.軽トラから乾燥機に籾を移し、乾燥機にかける。1日ほどで乾燥終了。その後籾すり。

[天日干し]
1.バインダーで収穫(稲を茎ごと収穫し束ねてくれる機械)
2.竹と紐を使って「はざ」を立てる(竹が足りなければ切り出してくる)
3.「はざ」に稲をかけていく
4.2週間ほど天日に当てて乾燥(その間、大風が吹いて倒れると直すのがとても大変)
5.ハーベスタを使って脱穀
6.脱穀した籾を袋に入れ、その後籾すり。
7.田んぼの片付け。「はざ」を解体し、竹を運んで雨の当たらない場所にしまう。脱穀後の藁を田んぼに散らし、機械で細かくする。

おいしいお米にするため、大変ですが手間を惜しみません…!


《3. 本来の稲の生育時期で栽培》


ののま自然農園では、6月上旬前後に田植えを行い、10月から収穫をします。
周りの慣行栽培の田んぼは、5月初め頃に田植えを行い、8月末から収穫をします。

本来の稲の生育時期は、6月田植えの10月収穫です。昔はそのような時期で栽培されていました。
現代の一般の栽培では、台風前に収穫をしたいこと、早く新米を出したいこと、などの理由から、だんだんと栽培時期が早まり、8月末から9月に収穫をするようになってきています。

ののま自然農園では気温の下がる10月に収穫し、天日干し期間中もある程度の寒に当てることで、旨味を蓄えると考えています。

また、5月初め頃の田植えでは、まだ寒い3月から種まきをしなければならず、ビニールハウスでの育苗が欠かせません。ビニールハウス内は温度が上がりやすく、高い温度で育苗すると稲が病気にかかりやすいので薬を使って病気を防ぎます。
農薬を使わない栽培ではそのような薬を使いたくありませんので、暖かくなった4月に種を蒔き、ビニールハウスを使わずに露地で育苗する方法をとっています。
その作物の育ちたい時期に栽培するということも農薬を使わない栽培において重要な要素となります。

備考
・新品の段ボールでの発送です。
・12月中旬から年始にかけては配送業者の繁忙期のため、お届け時間や、稀にお届け日が遅れることがあります。ご了承ください。
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