サイズは不揃いですが、大ぶりなものを中心に、みょうがのみ500g、1㎏を出品します。50gくらいの小分け包装でなく、500g袋でのまとめての包装の分で価格を調整しています。
8月中心の夏みょうがと9月中心の秋みょうがの合間の注文になると少し発送にお時間かかる場合があります。今年は酷暑、少雨から秋みょうが遅れて10月に入っても販売できています。
秋みょうがはシュウメイギクが咲くと採り頃となります。昔から伝わる自然の知恵です。
昔はどこの庭や畑にもあるほど全国的にある野菜でしたが、産直アプリ各社でもみょうが単品の出品はあまり多くありません。みょうがの1番の産地の高知県からも僅かにしか見つけられません。 何ででしょう?
400年続く我が家には庭にも畑にもみょうががありますので毎年大量に食べています。我が家の夏みょうがはシュウメイギクが蕾が膨らみ始めた頃に収穫を始め、秋みょうがはシュウメイギクが満開の頃収穫します。
枯葉や腐葉土が腐食するための菌糸がたっぷり、ふかふかの土で育っており、我が家で平飼いしているにわとりの鶏糞をわずかに入れています。
●1kgなんて消費できるの?
100gで大小6~10個位となります。香辛野菜として、夏の食欲の落ちる時や消化の促進にいいみょうがは夏の食欲不振の時には抜群に美味しい。
2,3人の家族で1kg消化できるかを考えてみましょう。
まず素麺、蕎麦、うどん、冷やし中華などに薬味で。薬の字が入るように薬味は語源には薬としての効能があり使われていたことに由来します。今は薬味=薬ではなくカヤクと同じく香辛料など添えることなっています。
なめこ、オクラに刻んだみょうがのトロトロ和え、千切りみょうがときゅうりトマトのポン酢でさっぱり和え物に油揚げをカリッとさせてアクセントに。サラダが1番消化できます。
ナスとみょうがのピリ辛炒め、甘辛くみょうがの肉巻きでビールにも合います。
縦に半分に切りしっかり水切りし天ぷらにも。お茶漬けに刻んでトッピング、たまごかけご飯にもトッピング。ちらし寿司にも刻んでトッピング。味噌汁の具にはわかめとの相性ピッタリ。なすとみょうがなど味噌汁のバリエーションはいろいろ。
漬物では梅酢漬けにすると色がきれい。シンプルに夏野菜いろいろ合わせて浅漬けやピクルスにしても美味しい。味噌漬け、醤油漬けも美味しいです。みょうがの漬物は長持ちするので冬でも食べられます。
旬に食べるのが1番ですが、千切りや輪切りにしてラップに包み冷凍保存すれば、味噌汁の具に凍ったまま入れるとすぐ使えますし、和え物や薬味にも年中使えます。
こんな感じで3,4品にすると2,3人家族位なら余裕で1kg使い切れちゃいます。夏バテする前にも食欲不振になる前にぜひ。
●小話をひとつ
みょうがは昔はどこの庭や畑にもあったと言いましたが、我が地域では庄内柿という名産がありまして、柿の木の下にはみょうがが生えていると柿もよく育つと言われています。
みょうがは香辛野菜でもありますが、柿に有害な虫を避けてくれたり、雨が少なくても土を乾燥させないようにし、枯れたみょうがの茎は土に還り肥料分となります。最近では草刈りや消毒を機械でやるためみょうがが柿の木の下にはあまり無くなりました。
よくコンパニオンプランツとして複数の野菜のそれぞれの効果で成長を補ったり、病害虫に強くなったり。これが柿とみょうがで昔々から行われていました。
非効率的な中にこそ、植物に、人に優しい環境がある。効率化のために何が失われているのか、柿とみょうがに限らず想像してみる事が大切です。
●金三郎十八代目
たまごが定番の出品(現在休止中)の我が家の主力は庄内柿です。寒暖の差の大きい地で美味しく安全に育っています。11月には庄内柿のフルコースの食事会も開催しています。いろいろなアレンジにする事で柿が苦手な人が喜んでくれたりします。東京でも今年も開催したく。(コロナ以降休止中)
●栽培方法
多年草で毎年同じ所から生えてきますので、必然的に不耕起栽培となり、少量の鶏糞や渇き防止などに枯れ草は入れますが、あとは堆積した腐葉土に覆われて育ちます。腐葉土には菌糸がたくさんで柔らかな土質の中で育っていきます。ハウス栽培物ではないので、天然に限りなく近いですが項目ひとつしか選べないので、表記としては農薬化学肥料不使用となります。
みょうがの中には花が咲く直前の花芽が出る直前のも入ったり、傷みのないものをサイズ分けせずに大小入れます。小さいみょうがは漬物などに使いやすいです。
保存は要冷蔵ですが刻んでラップし冷凍での保存もおすすめです。冷蔵庫と冷凍庫の余力を確認の上でご注文お願いします。
日時指定が受けられませんになっていますが
多少の調整はできますので、確認の連絡お願いします。
長くなりましたが、お問い合わせもご遠慮なくどうぞ。
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