

兵庫県 美方郡香美町小代区
月とすっぽん
北浦 雄亮
兵庫県美方郡香美町小代区という兵庫県の自然豊かな田舎ですっぽんとチョウザメを養殖しています。
80歳から20代の若者へ事業承継した養殖場です。
一次産業を盛り上げるために20代で頑張っています。
京都の料亭や兵庫県の温泉旅館でも使用されているすっぽんをぜひお召し上がりください。
すっぽん鍋、すっぽん唐揚げがとてもおすすめです。
国産キャビアは塩分が低くどの料理にも合うのでおすすめです。
そしてチョウザメはキャビアだけでなく、身も美味しい魚です。
珍しいと思いますのでぜひお試しください。
日本の環境を守るために日本みつばちも養蜂しており、大変美味しくて栄養満点なはちみつができます。
はちみつもぜひお買い求めいただけますと幸いです!
生産者のこだわり

温泉水の活用
僕たちのすっぽん養殖場がある兵庫県北部は城崎温泉や湯村温泉などの有名な温泉があり、ミネラル満点の温泉が湧き出ているエリアです。
この温泉水を活用して50年前に始まったのがすっぽん養殖です。
すっぽんは水温管理が大変な生き物ですが、地元の温泉水を使い28℃に水温調整をしています。
温泉水を使用することで電気代と水道代を抑えることに成功しています。
そして出荷期間も温泉水とビニールハウスを使用することで、本来であれば出荷まで3~4年かかるところを1~2年まで短縮できています。

エサへのこだわり
すっぽんに与えるエサへもこだわりがあります。
廃棄される魚やおから、酒粕、くず米などを地元の企業さんからもらってきてすっぽんのエサに混ぜています。
栄養満点の原料を混ぜることですっぽんの健康とコストカット、そしてフードロス削減へ貢献できています。
これは前任の増田時雄さんのアイデアです。

キャビア製造のこだわり
キャビアは塩辛いという認識を持っている方も多いと思います。
その理由は、外国産キャビアの塩分量は輸送などの関係で多くなるように決められています。
僕たちの作るキャビアは塩分量の少なさにこだわっておりとても食べやすく、どの料理にも合わせやすいように加工しています。
ぜひ一度お試しください!

SDGs環境への配慮
廃棄される原料を使用したフードロス削減や温泉水を活用した光熱費の削減だけではありません。
新たな取組としてアクアポニックスを初めました。
アクアポニックスとは養殖の排水を活用して水耕栽培を行う技術です。
養殖の排水には魚のフンなどが含まれており栄養満点です。
この栄養満点な排水を水耕栽培に利用することで、肥料を与えずに野菜を育てることができます。
僕たちはアクアポニックスを活用したいちごの栽培をしています。
持続可能な食料生産を行っていきたいです。
詳細情報
メディア実績
2024年1月日本海新聞に掲載されました。
https://www.nnn.co.jp/articles/-/206757
2024年4月BSS山陰放送 テレポート山陰で放送されました。
https://youtu.be/9QxsGHkCqc0?si=S3M4RUCFDq5ItRAL