ぶどう畑

山梨県 山梨市

ぶどう畑

食べチョク登録:2023年09月

13代続く農家を数年前に継ぎました。葡萄の栽培は、祖父が明治時代に始めました。桑畑の桑を抜き、河原から石を運び石垣を作り、自分で溶いたコンクリートの杭で棚を組み、現在の葡萄畑が出来ています。人力や牛馬で、石を運びながら、土が流れないように石垣を組んだそうです。その祖父が残した畑の土を使いながら、葡萄を育てています。
自分にとっての農業は、天気や、土、そこに生える植物、そこに集う虫、様々なものとの関係の中で、一年を果実と織り成していく営みだと思っています。
販売する葡萄は、少量になりますが、よろしければ山梨の自然と歳月の中で生まれた味を感じてみてください。

好きな本 レイチェル・カーソン『センス・オブ・ワンダー』

生産者のこだわり

生産者のこだわり

植物の持つ甘さを感じさせる【幸せな葡萄】作り

葡萄は、1房を作るためにかかる時間が最も長い作物の一つです。
冬に枝を刈り、芽吹くように蕾を整え、成長のために芽を選び、葉が1枚1枚と春から夏へと増えていくたびに、手をかけながら、1房の葡萄を作っていきます。それが甘さを作りあげます。我が家では、その一つ一つを丁寧に行い【幸せな葡萄】作りを心がけています

生産者のこだわり

富士の見える丘の畑

我が家の畑は、山梨県の笛吹川フルーツ公園の周りにあります。
富士山と甲府盆地の見える畑は、自然の人の営みが見える場所にあります。先祖代々の畑は、畑ごとに積み重ねた堆肥などの肥料と、葡萄の落ち葉などで、その畑ごとの色を持っています。
その土と、その年ごとの光を浴びた葡萄を食べていただければと思います。

生産者のこだわり

ゆっくりとつくられた豊かな土

我が家の畑には、先祖が積んできた石垣があります。毎年、有機堆肥を入れながら土を育てています。
近くには、茅葺屋根の茅を取った丘や、土壁を作るための場所もありました。
人の生活の中で残されてきた土を残していくことも農家の仕事の一つだと考えています。
その土で育った葡萄を、ぜひ食べてみてください。

生産者のこだわり

作り手のわかる葡萄

我が家は家族で葡萄を栽培しています。
1房1房が葉を伸ばし、芽吹き、花をつけ、実を結び、実が膨らみ、甘さを蓄え、また冬を迎える姿を、覚えています。そうした歳月を共に過ごした1 房1粒の味を味わっていただければと思います。

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