2025/01/03
お世話になります、島根県邑南町(おおなんちょう)の寺本果樹園の寺本直人です🧑🌾ありがとうございます!
三が日最終日ですが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?とはいいつつ、明日から土日休みのボーナスタイム突入でまだまだお正月といったところでしょうか?寺本果樹園は、明日から仕事始まりです。毎日お正月ほしいぃ〜
さて、今日は「トマトの役割を新しく作らないと未来はなさそう」についてお話しさせてください。
2023年の振り返りその②です!
トマト編🍅
結構ヤバめなタイトルにしてます。
けどそのくらい深刻…。
結論からいうと、「やめる1歩手前」です…。
まずは詳しく説明する前に、「寺本直人とトマト」について軽くお話しさせてください。
このトマトの管轄(作業とか管理とか!)は弟である僕の仕事です。シャインマスカットは主に姉、イチゴは2人です。
このトマトは結構歴史があって、僕が幼い頃から触れてる作物です。いちばん古い記憶で小学校3年生の時、9歳の時です。
そのくらいの時からトマト農家である両親を手伝ってて、農業大学校でも専門的にトマトを学び、農家になってからもずっとトマトを栽培しています。
こんなことは金輪際言いませんが、トマトが結んでくれた恋もありました。父さん姉ちゃん絶対に見んなよ。あと誰も父さん姉ちゃんに言うなよ。
それと、『もう一生会えない友達』が
「これからもおいしいトマトを作り続けてね」
と言ってくれました。
個人的に、そのくらいトマトには「歴史」と「想い」があります。
ごめんけど食べるのはそんなに好きじゃないけど🍅
そんなトマトですが、正直めちゃくちゃキツいです。
経営が。
早い話、かける手間に対して儲からないです。
40度にも上るハウスの中、必死になって収穫したトマトの値段は
「1個40円」でした。農家の手元に残るのは20円くらい?
この戦いを続けてたら死ぬと思いました。
戦い方を変えないと、、、
だからと言って、いい手があるかというとそうでもない💦
手間がかかる→作る量を増やせない
↪︎こうなると単価を上げるしかない
でもシャインマスカットやイチゴみたいに、単価をあげても納得はされにくい。
『量』でも『単価』でも勝負を仕掛けられなくて八方塞がり☠️
このままじゃトマトをやめないといけない。
現に、トマトの作る量はMAXのときの2割くらいまで減らしました。2025年はさらに減らす予定です。
おそらく、「食べ物のトマトとして売る」という道は(僕には)なさそう。新しいトマトの意味、とりわけ『役割』を見つけないとやばそうです。
地元の方からも「おいしい!」と言われるトマト。
「続けてほしい」と言う声もあるトマト。
何より、寺本直人の「歴史」と「想い」の詰まったトマト。
やめたくないなぁ。
、、、一応「これなら未来あるんじゃないか…?」という手は思い付いてます。
この話は「今年の抱負」で🍅
というわけで、「トマトの役割を新しく作らないと未来はなさそう」というお話しでした!
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ここからは関係のない『僕の雑談・感想』です。
トマトマジでやめたくないね。もうめちゃくちゃ本気だし、意地よ意地。
今日の記事の補足にもなりますが、僕は農業のお手伝いをするようになったのは9歳くらいですが、農業に触れたのは5歳からです。
今年で28歳になりますが、すでに農家暦は20年超えてます。
その大半が野菜栽培で、特にトマトでした。
お手伝いもトマト、勉強したのもトマト、専門もトマト。
ずーっと野菜栽培・トマトの人生です。
ここまできたら、野菜栽培やトマトに対するプライドが芽生えます。
3年前に野菜栽培から果物栽培に切り替えたときも、トマトだけは残してました。最後のプライドですよね。
そんな最後のプライドまでなくなってしまったら、僕はどうなるのでしょうか?
本気で考えてます。
もうこれは野菜栽培うんぬんトマトうんぬんの話を超えてます。
これは、『僕が生き延びれるかどうか』の話です。
以前の記事で、「本当にやりたいのは野菜栽培」みたいな話をちょろっとしましたが、実際はこんな感じで死活問題だったりします。
ほんとに死ぬわけじゃないけど、無傷じゃ済まないだろうなと思ってます。
あと愚痴になっちゃうけど、軽々しく「野菜やめたね〜!」とか「もう野菜やめたもんな!」とか言うなよ。まじで
あと「優しさ」とかいう便利な言葉で「野菜は経営できないからやめた方がいい」とか言うなよ。生きていける道がないか考えるんだろ。マジでみてろよ
というわけで、『やめたくない』という僕の感想でした!
最近寒いので、みなさんご自愛ください。
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ここまで読んでいただきありがとうございます!
おもしろかった!という方は、ぜひ「いいね」を👍
コメントいただけますと、すごく嬉しいしめちゃくちゃやる気が出ます💪
フォローもぜひお願いします!
そして、現在寺本果樹園では【イチゴの予約販売】をしております!
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もしご興味がありましたら、ぜひチェックしてみてください!
最後まで読んでいただきありがとうございました👩🌾🧑🌾
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さて、今日は「トマトの役割を新しく作らないと未来はなさそう」についてお話しさせてください。
2023年の振り返りその②です!
トマト編🍅
結構ヤバめなタイトルにしてます。
けどそのくらい深刻…。
結論からいうと、「やめる1歩手前」です…。
まずは詳しく説明する前に、「寺本直人とトマト」について軽くお話しさせてください。
このトマトの管轄(作業とか管理とか!)は弟である僕の仕事です。シャインマスカットは主に姉、イチゴは2人です。
このトマトは結構歴史があって、僕が幼い頃から触れてる作物です。いちばん古い記憶で小学校3年生の時、9歳の時です。
そのくらいの時からトマト農家である両親を手伝ってて、農業大学校でも専門的にトマトを学び、農家になってからもずっとトマトを栽培しています。
こんなことは金輪際言いませんが、トマトが結んでくれた恋もありました。父さん姉ちゃん絶対に見んなよ。あと誰も父さん姉ちゃんに言うなよ。
それと、『もう一生会えない友達』が
「これからもおいしいトマトを作り続けてね」
と言ってくれました。
個人的に、そのくらいトマトには「歴史」と「想い」があります。
ごめんけど食べるのはそんなに好きじゃないけど🍅
そんなトマトですが、正直めちゃくちゃキツいです。
経営が。
早い話、かける手間に対して儲からないです。
40度にも上るハウスの中、必死になって収穫したトマトの値段は
「1個40円」でした。農家の手元に残るのは20円くらい?
この戦いを続けてたら死ぬと思いました。
戦い方を変えないと、、、
だからと言って、いい手があるかというとそうでもない💦
手間がかかる→作る量を増やせない
↪︎こうなると単価を上げるしかない
でもシャインマスカットやイチゴみたいに、単価をあげても納得はされにくい。
『量』でも『単価』でも勝負を仕掛けられなくて八方塞がり☠️
このままじゃトマトをやめないといけない。
現に、トマトの作る量はMAXのときの2割くらいまで減らしました。2025年はさらに減らす予定です。
おそらく、「食べ物のトマトとして売る」という道は(僕には)なさそう。新しいトマトの意味、とりわけ『役割』を見つけないとやばそうです。
地元の方からも「おいしい!」と言われるトマト。
「続けてほしい」と言う声もあるトマト。
何より、寺本直人の「歴史」と「想い」の詰まったトマト。
やめたくないなぁ。
、、、一応「これなら未来あるんじゃないか…?」という手は思い付いてます。
この話は「今年の抱負」で🍅
というわけで、「トマトの役割を新しく作らないと未来はなさそう」というお話しでした!
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ここからは関係のない『僕の雑談・感想』です。
トマトマジでやめたくないね。もうめちゃくちゃ本気だし、意地よ意地。
今日の記事の補足にもなりますが、僕は農業のお手伝いをするようになったのは9歳くらいですが、農業に触れたのは5歳からです。
今年で28歳になりますが、すでに農家暦は20年超えてます。
その大半が野菜栽培で、特にトマトでした。
お手伝いもトマト、勉強したのもトマト、専門もトマト。
ずーっと野菜栽培・トマトの人生です。
ここまできたら、野菜栽培やトマトに対するプライドが芽生えます。
3年前に野菜栽培から果物栽培に切り替えたときも、トマトだけは残してました。最後のプライドですよね。
そんな最後のプライドまでなくなってしまったら、僕はどうなるのでしょうか?
本気で考えてます。
もうこれは野菜栽培うんぬんトマトうんぬんの話を超えてます。
これは、『僕が生き延びれるかどうか』の話です。
以前の記事で、「本当にやりたいのは野菜栽培」みたいな話をちょろっとしましたが、実際はこんな感じで死活問題だったりします。
ほんとに死ぬわけじゃないけど、無傷じゃ済まないだろうなと思ってます。
あと愚痴になっちゃうけど、軽々しく「野菜やめたね〜!」とか「もう野菜やめたもんな!」とか言うなよ。まじで
あと「優しさ」とかいう便利な言葉で「野菜は経営できないからやめた方がいい」とか言うなよ。生きていける道がないか考えるんだろ。マジでみてろよ
というわけで、『やめたくない』という僕の感想でした!
最近寒いので、みなさんご自愛ください。
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