2024/12/28
お世話になります、島根県邑南町(おおなんちょう)の寺本果樹園の寺本直人です🧑🌾ありがとうございます!
ついさっきの出来事ですが、うちで飼ってる猫ちゃんが1匹外に逃げ出してました💦なんやかんやあって家には僕1人、外は暗い、「やばいな…。」と思いながら探すこと30分…。見つかった!!!!!!よかった👍
さて、今日は「『味』を追求するために…「変な肥料」を使う」についてお話しさせてください。
昨日の記事では、「邑南町の冬は厳しい。だけど、そのおかげでおいしい野菜や果物ができる!」と言うお話をしました。
今日は、寺本果樹園が追究している『味』について、さらにお話しさせてください。
「おいしくするための肥料」についてです。
結論から言うと、寺本果樹園では主に「一般的にはあまり使われてない肥料」をよく使ってます。
例えば、、、
・アミノ酸肥料
・発酵リン酸
・キレートミネラル
・酢
・微生物肥料
などなど、、、
こんな専門用語覚えなくていいです。「変な肥料使ってる!」と言うことだけ覚えてくれたら嬉しいです👍
ちなみに、他の農家さんでこんな変な肥料を使ってる人を、僕はあまり見たことないです。
なぜこんな変な肥料を使ってるかというと、「味がよくなる」と言われてるからです。そのまま!
例えば、
・「アミノ酸肥料」だったら「光合成で作られる物質が入ってて、植物体内サイクルで一部活動をカットでき、余った栄養分を生育にまわせるから」だとか、
・「微生物肥料」だったら、「微生物が活動してでる代謝物質が植物に吸収されて、それが味に効く」だとか。
理論はともあれ、味に効くと言われてるのでやってます。
そしてなにより、「試さずに判断する」というのが嫌だったので、半信半疑で使い始めました。
結果は…味が良くなった気がします!
良くなった気がするとは、僕自身が大玉トマトで味の違いがあったと思ったからです🍅
以前の肥料のやり方では、なんとなく水っぽくて味の薄いトマトっぽいナニカだったのが、肥料を変えるとちゃんと「トマト」になった気がします。味が濃くて、トマトの香りもちゃんとしておいしかったです!
お客さんからも、「おいしくなったね!!」とよく言われました。
そして、僕のトマトの一番のアンチだった姉ちゃんと父さんの意見が変わりました。ちなみに父さんはトマト農家暦30年です。
以前の肥料では「こんなのトマトじゃない笑」と言われてたのが、肥料を変えると姉ちゃんは「おいしい」と言って、父さんは「普通のトマトだな」と言いました。
理論や数字に裏付けられたわけじゃないけど、実体験から僕は「一般的にはあまり使われていない肥料」が『味』に効いたと信じて、今でも使い続けてます。
これが、寺本果樹園の『味』を追求した結果たどり着いた「肥料」です。
もちろんまだまだ追究してるとこよ💪
というわけで、「『味』を追求するために…「変な肥料」を使う」というお話しでした!
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ここからは関係のない『僕の雑談・感想』です。
今日は肥料についてお話ししました。
実はこの肥料の話、農家や関係者の間では「肯定派」と「否定派」に分かれる話題だったりします。
理由は定かではないですが、「味が良くなる肥料」=「眉唾物」と言う考えが広まっているのが現実です。
詳しい理由は分かりませんが…おそらく「収量が上がる」といえば「やってみたけど、〇〇kgも多く取れた!」と数字で表せますが、「おいしくなる」と言われても「おいしい」なんて感覚でしかなく、人それぞれで違うし数字で表せないからそう言われてるのかな?と思います。
そしてこの眉唾物以外にも、「味が良くなったって稼げるわけではない」といった意味でも否定派がいるのかなと思います。
お金の話になりますが、売上には方程式があります。
「販売数×販売価格=売上」ですね。(ほんとはもっと複雑よ!!)
「〇〇円のお野菜を△△個売りました。⬜︎⬜︎円儲かりました」って感じですね。
悲しいかな、この「売上の方程式」に『味』が入ってないんですよ😭
そして実際に、現在の農業ではこの『味』が価格に反映されている現場というのをあまり見たことがありません。
果物とかだともちろん「おいしい」というのは大事ですが、果物にとって「おいしい」はもはや当たり前なので、あまり議論されていない気がします。
けど、「収穫量(販売数)」を増やせばもろに方程式の答えに現れるので、「収穫量を増やすための肥料」はどんどん議論されている気がします。
こういったことから、「味が良くなる肥料」はいい目で見られていない気がします。
けどうちは『量』を追求するのをやめたので。『味』を追求すると決めたので。
どんだけ変な目で見られても、『味』を追求するために「肥料」を追求します。
正直お金はかかりますが、それでも『味』を追求するためやり続けます。
理論じゃないのよ。お金じゃないのよ。
「おいしいもの」を届けたいのよ🔥
そのためには変な目で見られても関係ない✌️
というわけで、僕の感想でした!
最近寒いので、みなさんご自愛ください。
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ここまで読んでいただきありがとうございます!
おもしろかった!という方は、ぜひ「いいね」を👍
コメントいただけますと、すごく嬉しいしめちゃくちゃやる気が出ます💪
フォローもぜひお願いします!
そして、現在寺本果樹園では【イチゴの予約販売】をしております!
産地直送・農家直送の寺本果樹園自慢のイチゴ🍓
もしご興味がありましたら、ぜひチェックしてみてください!
最後まで読んでいただきありがとうございました👩🌾🧑🌾
【👇イチゴのご予約はこちらから👇】
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さて、今日は「『味』を追求するために…「変な肥料」を使う」についてお話しさせてください。
昨日の記事では、「邑南町の冬は厳しい。だけど、そのおかげでおいしい野菜や果物ができる!」と言うお話をしました。
今日は、寺本果樹園が追究している『味』について、さらにお話しさせてください。
「おいしくするための肥料」についてです。
結論から言うと、寺本果樹園では主に「一般的にはあまり使われてない肥料」をよく使ってます。
例えば、、、
・アミノ酸肥料
・発酵リン酸
・キレートミネラル
・酢
・微生物肥料
などなど、、、
こんな専門用語覚えなくていいです。「変な肥料使ってる!」と言うことだけ覚えてくれたら嬉しいです👍
ちなみに、他の農家さんでこんな変な肥料を使ってる人を、僕はあまり見たことないです。
なぜこんな変な肥料を使ってるかというと、「味がよくなる」と言われてるからです。そのまま!
例えば、
・「アミノ酸肥料」だったら「光合成で作られる物質が入ってて、植物体内サイクルで一部活動をカットでき、余った栄養分を生育にまわせるから」だとか、
・「微生物肥料」だったら、「微生物が活動してでる代謝物質が植物に吸収されて、それが味に効く」だとか。
理論はともあれ、味に効くと言われてるのでやってます。
そしてなにより、「試さずに判断する」というのが嫌だったので、半信半疑で使い始めました。
結果は…味が良くなった気がします!
良くなった気がするとは、僕自身が大玉トマトで味の違いがあったと思ったからです🍅
以前の肥料のやり方では、なんとなく水っぽくて味の薄いトマトっぽいナニカだったのが、肥料を変えるとちゃんと「トマト」になった気がします。味が濃くて、トマトの香りもちゃんとしておいしかったです!
お客さんからも、「おいしくなったね!!」とよく言われました。
そして、僕のトマトの一番のアンチだった姉ちゃんと父さんの意見が変わりました。ちなみに父さんはトマト農家暦30年です。
以前の肥料では「こんなのトマトじゃない笑」と言われてたのが、肥料を変えると姉ちゃんは「おいしい」と言って、父さんは「普通のトマトだな」と言いました。
理論や数字に裏付けられたわけじゃないけど、実体験から僕は「一般的にはあまり使われていない肥料」が『味』に効いたと信じて、今でも使い続けてます。
これが、寺本果樹園の『味』を追求した結果たどり着いた「肥料」です。
もちろんまだまだ追究してるとこよ💪
というわけで、「『味』を追求するために…「変な肥料」を使う」というお話しでした!
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ここからは関係のない『僕の雑談・感想』です。
今日は肥料についてお話ししました。
実はこの肥料の話、農家や関係者の間では「肯定派」と「否定派」に分かれる話題だったりします。
理由は定かではないですが、「味が良くなる肥料」=「眉唾物」と言う考えが広まっているのが現実です。
詳しい理由は分かりませんが…おそらく「収量が上がる」といえば「やってみたけど、〇〇kgも多く取れた!」と数字で表せますが、「おいしくなる」と言われても「おいしい」なんて感覚でしかなく、人それぞれで違うし数字で表せないからそう言われてるのかな?と思います。
そしてこの眉唾物以外にも、「味が良くなったって稼げるわけではない」といった意味でも否定派がいるのかなと思います。
お金の話になりますが、売上には方程式があります。
「販売数×販売価格=売上」ですね。(ほんとはもっと複雑よ!!)
「〇〇円のお野菜を△△個売りました。⬜︎⬜︎円儲かりました」って感じですね。
悲しいかな、この「売上の方程式」に『味』が入ってないんですよ😭
そして実際に、現在の農業ではこの『味』が価格に反映されている現場というのをあまり見たことがありません。
果物とかだともちろん「おいしい」というのは大事ですが、果物にとって「おいしい」はもはや当たり前なので、あまり議論されていない気がします。
けど、「収穫量(販売数)」を増やせばもろに方程式の答えに現れるので、「収穫量を増やすための肥料」はどんどん議論されている気がします。
こういったことから、「味が良くなる肥料」はいい目で見られていない気がします。
けどうちは『量』を追求するのをやめたので。『味』を追求すると決めたので。
どんだけ変な目で見られても、『味』を追求するために「肥料」を追求します。
正直お金はかかりますが、それでも『味』を追求するためやり続けます。
理論じゃないのよ。お金じゃないのよ。
「おいしいもの」を届けたいのよ🔥
そのためには変な目で見られても関係ない✌️
というわけで、僕の感想でした!
最近寒いので、みなさんご自愛ください。
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