

栃木県 佐野市
アソシエファーマーコミュニティー
茂呂裕和
【 耕作放棄地の復活・再生!】
蕎麦の産地として知られる栃木県でも、耕作放棄地となっている土地は年々、増えています。
私たちは、もう一度、自然の循環が豊かにめぐる蕎麦畑に再生して、未来の子どもたちに手渡していきたいと活動を始めました。
【 ご縁、蕎麦で繋がる♪ 】
一軒一軒の地域の方々にお話をお伺いしながら、私たちの想いを理解していただいて、譲り受けた土地や、お貸りしている大事な畑は、現在では70区画以上(5町以上)のご縁になりました!
地域の方々から受け継いだ想いに真摯に向き合って、丁寧にそばの栽培と季節の野菜を育てています。
【 挽きたて、できたて、打ち立て蕎麦! 】
日々の天候と向き合いながら、適切で最小限のお世話をすることを心がけています。そうして、しっかりと丈夫に育った蕎麦を、ゆっくり時間をかけて石臼で微細粒に自社製粉していきます。
栽培も、製粉も、そば屋の運営も、自分たちでできる循環型農業を通して、地域と社会のご縁が繋がるコミュニティづくりを目指しています。
生産者のこだわり

そばの生命力を最大限に引き出す栽培
蕎麦は生命力の強い雑穀です。その力を最大に引き出して栽培すること注力を注いでいます。
「手をかけすぎないこと」
「手間を惜しまないこと」
そのために重要なことは、土づくり・土壌づくりです。
種を植えるまでに、そのそばの生育は決まっていると言っても過言ではありません。
しっかりとした根が張らなければ、力強い蕎麦の実はなりません。
自分の力でたくましく育つために肥料をやりすぎないこと、
深く濃い香り良い味わいのそば粉になるための力を蓄えてやるために、良質な土づくりの研究を行っております。

地域の共同・共働作業で循環型コミュニティをつくる
自分たちで刈り取ったそばの実を、良品だけに選別する作業は、手作業で行っています。
選別してくださるのは、地域の障がい者施設のみなさんです。
みなさんの本当に丁寧な選別に、驚きがいっぱいです!
そばの畑を通して、地域の方々と共働しながら、豊かなコミュニティを作っていけることを目標としています!