

島根県 出雲市斐川町中洲
宍道湖漁師のしじみ汁 錦織 淳
父から引き継ぎ、漁師歴約10年。
シジミの漁獲量、日本一の島根県宍道湖の美味しいシジミです。
鋤簾(じょれん)についた爪で湖底を引きずって、シジミを傷つけないように丁寧に獲っています。
砂出し済ですぐに料理していただけます。
美味しい味噌汁にしてご賞味ください。
生産者のこだわり

やさしく丁寧に新鮮なシジミを・・・!
宍道湖には漁師が約300人。獲り方も3種類あり、手掻き、入り掻き、機械掻き。獲る場所によって、砂の中と泥の中に分けられます。私は、機械掻きの泥の中のシジミにこだわって獲っています。
見た感じは、黒々として、少し白くなっているのは、貝のエナメルがはげてしまったから…
味が濃厚でとっても美味しいですよ。
また、漁の曜日、時間、漁数もきちんと決められており、月・火・木・金曜日の朝から3時間です。漁数は約90kg(規定のコンテナ2杯)となっています。漁の開始時間は季節によって違います。

砂出しは秘伝の塩分濃度で・・・!
皆さんもよくご存知のように、この「うま味」成分は真水での砂出しより塩水での砂出しのほうが倍増するということがわかりました。
時期により、蜆に一番適した塩分濃度で美味しく砂出ししたシジミをお届けしています。
また、ほとんどの食品は新鮮なものほど美味しくて、冷凍すると味が落ちるものですが、蜆の「うま味」成分は空中放置や冷凍することで、「うま味」が落ちることなく、むしろ「うま味」が増すことがわかっています。
ですから、食べきれなかったら、1食分づつ小分けにして冷凍保存してください。美味しくなりますよ!

シジミと言えば味噌汁!
シジミと言えば味噌汁です。「肝臓にいい」「飲んだ次の日にはシジミの味噌汁」というような話はよく聞かれていると思います。蜆には、肝機能を修復・活性化する栄養素がたくさん入っているからです。また、これらの栄養素は、ちょっと食べずらい身に半分以上残っているので、身もしっかり食べてくださいね。
他にも、すまし汁、シジミご飯、シジミの酒蒸しなど、あさりと同じような調理法でお召し上がりいただけます。もちろんパスタに入れても美味しいですよ。

MサイズとLサイズ。そしてシジミの旬!
シジミは貝が閉じている状態で殻の高さでサイズがきまります。Sサイズ、Mサイズ、Lサイズ、2Lサイズとありますが、漁獲量の安定しているMサイズとLサイズがご購入いただけます。Mサイズは味噌汁、Lサイズは酒蒸しというようにサイズに合わせて調理法を変えてみてください。
またシジミにも旬があります。産卵のため身が肥えた6月〜7月中旬までの「土用シジミ」と1〜3月の冬期の「寒シジミ」があります。
ただ、産卵が終わった7月下旬ごろから10月下旬頃までは貝のなかのシジミが小さかったり、エキスが出にくくなります。
産卵が終わった後、11月ごろから産卵前の7月中旬くらいがシジミを一番美味しく召し上がっていただける時期だと思います。