12月となりいよいよ喜多方でも雪が降るようになりました。
雪の多い会津盆地は周辺の山々に積もった雪も相まって豊富な水源があることで知られています。
盆地一面に広がる田んぼは雪があってのもの。
雪は土の中の微生物の偏りを抑えることや土の中の栄養が流れてしまうことを抑えるなど農業に良い影響ももたらします。
気候が生態系と景観を育み、文化の多様性はすなわち気候や景観、生態系に基盤があるのだと学生時代に聴いた講演会を思い出します。
喜多方の酒もこの雪に育まれた文化の1つと言えるでしょう。
よそ者の私には人柄の暖かさも雪の苦労があるからのように思えます。
と、色々と書き連ねましたが年末までに根雪とならないことを願うばかりです。