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昨日で、10月から来年の4月まで収穫するキャベツの定植を終えました。

キャベツは品種によって収穫できる時期が異なります。
こすもすでは3品種を組み合わせることによって、10月から4月まで収穫できるようにしています。
5月6月は春キャベツが7月は夏キャベツが収穫できます。
8月9月は暑くてできないです。
できたとしてもあまりおいしくないです。

と簡単に書きましたが、
最初の頃は、どの品種を植えたらいつに収穫できるのかわからなかったです。
説明書きに何月に種を蒔いたら何月に収穫できますと書いてあっても、その土地の環境によってその通りにはならないです。
条件を掴むまでは苦労しました。

10月11月に収穫するキャベツは、夏の暑いさなかに植えるわけですので、定植しても枯れてしまうことがあります。
それを防ぐために、こすもすでは苗を大きくしてから定植します。
ホームセンターに売ってる苗のように9センチポットに植え替えて大きくしてから定植します。
そしてさらに、防虫ネットではなく遮光ネットをかけます。
これでまず枯れることはなくなりました。

冬キャベツは、9月になってからの定植ですので小さな苗でも大丈夫です。

写真の左側にあるネットがかかっているのが8月に定植したものです。
右側にあるのは、昨日植えたものです。
台風が来そうなのでネットはまだかけていません。
台風が過ぎ次第ネットをかけます。
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トマトは天候に敏感です。
太陽の光がささないと赤くなってくれません。
8月の終わりごろまでは順調に赤くなっていたのですが、それ以降晴れ間が少なくなり、曇りか雨の日が多く続き、今日は一個も収穫できませんでした。
昨年もそういうときがありました。
農業を始めて8年目になりますが、始めの頃は異常気象を感じることはなかったです。
露地でもトマトは普通にできました。
今は雨が多くて露地で作ると赤くなったかと思うと割れてしまいます。
ハウスの中でないとできなくなりました。
それでもこれだけ雨が多いと赤くなったとしても割れてしまうのもあります。
そうかと言って、晴れたら晴れたで高温の日が続きます。
そうなると病気が多発し枯れてしまうのがあります。
今後、異常気象はさらにひどくなると思います。
そうなると、今の方法ではトマトの栽培ができなくなるのではないかと思います。
植物工場のように温度をコントロールできるハウスが必要です。
1億あればできるのですが。

異常気象は日本はまだましなほうです。
欧米や中国は、もっとひどいことになっています。
揚子江が干上がるとは誰も思っていなかったでしょう。
異常気象はひどくなる一方です。
近い将来、食糧危機が来るのは必至だと思います。
それをどう乗り切るかです。
それが、私が農業を始めた理由のひとつです。
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この投稿をした生産者

滋賀県 甲賀市甲賀町

こすもす

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