満寿屋農園

長野県 高森町

満寿屋農園

食べチョク登録:2021年05月

満寿屋”ますや”農園の湯澤と申します。日本最古の貨幣「富本銭」が出土した南信州高森町でリンゴ栽培をしている農家です。この地は標高630mで昼夜の寒暖差が大きく果物がとっても美味しい地域と言われております。私たちの農園では8月収穫のリンゴから11月収穫のふじまで6種類のリンゴを生産しており、皆様に美味しくて、安全で安心して食べていただけるリンゴ作りに日々努力しております。

生産者のこだわり

生産者のこだわり

高密植高樹高栽培

私たちの農園では高密植高樹高栽培に挑戦しています。
2000年代初期にはイタリア南チロル地方でM9台木を用いた高密植高樹高(トールスピンドル)栽培法が確立され今ではワールドスタンダードとなってきました。
私たちの農園では2014年から苗木を育て始め、今では6品種850本のリンゴの樹が実をつけるようになりました。
この栽培方法のメリットはリンゴの樹を一列に垣根状に植えることからすべての果実に均等に太陽の光が当たり、果実対する光合成産物の分配率が高く果実生産効率が優れていることです。デメリットは苗木の生産からトレリスの設置、潅水設備など初期の設備投資が大きいことです。

生産者のこだわり

点滴潅水設備

私たちの農園では1本1本の樹に点滴潅水設備を設置し品種別、植え付けエリヤ別に樹の要求に答えて適宜水分を補給しています。
わい性台木M9自根のリンゴの樹は根が大きく広がらない性質があります。このために干ばつに弱く枯れてしまいます。
私たちの農園では自然任せの栽培にとらわれず科学的にリンゴの状態を観察するためにリンゴの樹の下に水分計(テンシオメーター)を設置して土壌水分量の管理を行い美味しいリンゴ作りに励んでいます。

生産者のこだわり

土壌分析と地域循環型農業

私たちの農園では毎年土壌分析を行いその結果をもとに過剰な肥料の散布を抑えて最適な土の栄養バランスを保っています。
草成栽培を行っており刈り取った草の栄養分を土に戻しています。また、定期的に稲わらや堆肥などを使い有機質の補給に努めながら地域循環型農業を目指しています。

この生産者の商品一覧

この生産者に関する投稿