
長崎県 壱岐市
住吉水産
食べチョク登録:2021年05月
長崎県の離島壱岐 漁師の夫の元へ嫁いで20年
子育てをしながら夫が採ってきたウニを割ったり魚を直売所へ出荷したりしていました。
近年の磯焼けで赤ウニが激減しこのままでは壱岐の名物がなくなるのでは!?と思い平成30年から試験養殖をはじめ令和元年に赤ウニ、アワビの陸上養殖をはじめました。
生産者のこだわり
就業のきっかけ
漁師(素潜りや鰆一本釣りなど)をしている夫のもとへ嫁いで20年。
ウニ割りや魚を直売所に出荷したりしていました。
近年磯焼けで、壱岐の名物の赤ウニが激減。このままでは壱岐の赤ウニが食べられなくなってしまうのではと危惧していました。
それならばと女性でも働きやすい完全陸上養殖をしよう!と赤ウニとアワビの養殖施設を建設しました。
環境
河川からの雨水や農薬、生活排水の影響を受けない最高の立地です。
水産加工業者さんが海水を汲みにくるほどです。
その綺麗な海水を更に酸素曝気による泡で濾過し、牡蠣などの付着物が殆どつかないアワビの養殖に成功しています。
水槽の特殊構造により、海水かけ流しなのに電気料金を抑えています。
ウニの餌は乾燥ワカメの他に、流れ藻や農家さんが廃棄するブロッコリーの葉なども餌にしています
今後の展望
アワビは味も食感も最高なものが育っています。
しかし、まだ赤ウニは天然のような味や身入りになっていません。これからも餌などの研究をさらにすすめて天然と遜色ない赤ウニを育てていきたいです。
アワビを活きたまま発送しています。海水のパックを同梱して、生きて動くアワビの観察ができるようにと考えています。子供の生物への興味や水産資源への関心などに何か役立てればと思っています。