時は今とばかりに咲き誇っていたみかんの花は、開花から1週間程度で散り始めました。
純白で凛としていた花弁はみすぼらしい格好で茶色に変色し、樹幹下に敷き詰められています。でも、力尽きるまで自らの務めを果たしてほっとしているのかもしれません。生まれたての「赤ちゃんみかん」に後を託し、その成長を祈っているのかもしれません。これからは、「赤ちゃんみかん」の成長を追っていきます。
ちなみに、つんと突き出しているのが「めしべ」です。この「めしべ」もしばらくすると落ちます。その根元に「子房」があり、受粉によって「子房」が膨らんだのが「赤ちゃんみかん」です。これが半年から10ヶ月ほど成長し、熟して果実になります。私も無事にに育っていってくれることを祈っています。