栽培の特徴
2021/02/15
小場農園のあきたこまちは慣行栽培に比べて①農薬使用回数が半分の10成分以下、②化学由来窒素が半分の4kg/10a以下で栽培される【特別栽培米】に該当します。

就農当初は多くの農家さんと同様に、農薬使用回数10回を上手に使い切っていかに手間をかけずに、いかに収量を増やせるかを目指していました。

しかし、使用している農薬の成分や海外の動向を知るにつれ、誰かの決めた栽培方法ではなく、自分で納得できる栽培でお米を作ろうと決めました。

特に排除したかったのは強力な殺虫成分である「ネオニコチノイド」と、発がん性の疑いがある除草剤「グリホサート」です。

試験的に有機栽培にもチャレンジしましたが、販売価格が高くて手が届かない商品になっては意味がないと判断し、現在の殺虫剤を使用しない栽培に辿り着きました。

2009年から殺虫剤の散布をやめて、カメムシの被害粒は色彩選別機で除去する方式を開始。
現在は種子消毒(1成分)、一発除草剤(3成分)の4成分で栽培しています。

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