秋田の小さな米農家 小場農園

秋田県 仙北郡

秋田の小さな米農家 小場農園

小場裕之

食べチョク登録:2020年11月

殺虫剤を使用しない特別栽培米あきたこまちです。
2009年に色彩選別機を導入し、虫を殺さない稲づくりを始めました。
世界的に規制が進む殺虫成分「ネオニコチノイド」、発がん性の疑われている除草成分「グリホサート」のお米は食べたくないという方にお届けできたらと思います。

生産者のこだわり

生産者のこだわり

生き物がいっぱいの農場

農薬を半分に減らした特別栽培米でさえ、斑点米対策としてネオニコチノイド系殺虫剤が使用されています。
『悪魔の新・農薬「ネオニコチノイド」船瀬俊介著』を読み、毒性が非常に高いこと、EU諸国では禁止の動きがあることを知り、殺虫剤を使用せずに栽培してみたいと思うようになりました。

斑点米は除去すればよいと考え、2009年に色彩選別機を導入、殺虫剤を使用しない栽培を始めました。

生産者のこだわり

有機栽培と特別栽培のいいとこ取り

一度、有機栽培にもチャレンジしてみました。
しかし、膨大な除草作業のコストが販売価格に転嫁されることや、化学を否定するような農法に疑問を感じ、化学を正しく使う新しい考えが必要ではないかと思いました。

水田用一発除草剤を1度だけ使用することで、環境への負荷を最小限にし、除草作業を抑えることで販売価格を抑えております。
もちろんグリホサート系除草剤も使用しておりません。

詳細情報

経歴・沿革

1986年 農業高校卒業
1986年 腕時計製造メーカーに就職
  (Cal.PC系ムーブメント製造全般の技術担当)
1996年 一級時計修理技能士を取得
1996年 ミニチュアベアリング製造部門へ出向
  (切削、研削、超仕上げ、組み立て工程の技術担当)
1999年 ベアリング製造に関する特許取得
1999年 携帯電話用液晶モジュール製造部門へ出向
  (ICボンディング、チップマウント、液晶パネル接合工程の技術担当)
2002年 家業の稲作農業を継ぐ

長年エンジニアをしておりましたので、他の農家さんとはアプローチの仕方が異なるかもしれません。
品質管理はばらつきの管理と考えて、一つ一つの工程のばらつきを抑えること(分散の可法性)を意識して、最終的なおいしいお米に仕上げたいと考えて作業しております。

メディア実績

2017年6月 第二回あきたこまち「極」コンテスト 優良賞受賞

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