今年は春の陽気が早く、遅霜にも3回ほど遭ってしまいました。
全国的にスタートとしては少し厳しい年になってしまったと言えます。
そんな過酷な環境でしたがりんごの花も咲き誇り、ハチ達もはちみつを集めてきてくれました😊
4/25に春蜜を搾り、そこから5/16のりんごまでゆっくり、じっくりと蜜を貯めてくれています。採蜜も取りすぎるとハチ達の勢いが衰え、ハチが増えていかなくなり、来年にもその影響が出てしまいます。取りすぎないよう、ハチと自然に寄り添った量をいただきます🍯
はちみつは早朝に搾りますが、それにも理由があります。
ミツバチは昼間集めた蜜を、夜に羽をはばたきながら水分を飛ばして糖度を上げていきます。糖度は貯蔵の上でも重要で、水分が飛びきって蜜蓋がつくられるのが完熟の証です。日本では78度に設定され、この基準に達していないとはちみつとは呼べません。
今年のりんごのはちみつは香り高く、上品な味でした。糖度は80~81.5度。
自分の畑のりんごの樹で取れたはちみつはやはり感慨深いものがあります。