みなさん土用しじみという言葉を耳にしたことがあると思います。夏の土用の時期のしじみは栄養豊富なため、夏バテ防止として昔から親しまれてきました。
涸沼の大和しじみの旬は6,7月です。
食べ物にはそれぞれ旬の時期がありますが、このようにしじみにも旬の時期があります(産地によって旬の時期は変わります)。
では、なぜ6,7月かというとしじみの産卵期が大きく関係してきます。写真を見ていただいておわかりいただくように身がぷっくりしていますね。
これは2019年6月の初めに撮った写真です。
産卵に向けて成熟が進んでくると、生殖巣にメスは卵が、雄には精子が作られ、身がはちきれるほどぷっくりしてきます。つまり、この時期がしじみの旬で、１年の間で１番美味しく涸沼のしじみを召し上がれる時期でもあります。また、6,7月の涸沼のしじみを冷凍することによって旬の時期以外にも家庭で同じ味をお楽しみいただけます。