夏近し。人間は少々バテ気味ですが、畑の金時草は日毎に成長中。ところ変われば。小林旭の歌ではないけれど、沖縄にいるときゃ「ハンダマ」と呼ばれ、熊本では「水前寺菜」と名乗っております。当地金沢では葉の裏の紫色が金時芋(サツマイモ)に似てることから金時草(きんじそう)。夏の加賀野菜のひとつとして親しまれています。さっと湯がいてお浸しや酢の物、和え物、天ぷら、炒め物。茹で汁の赤紫の色を頂いてゼリーやドレッシング、炊き込み御飯などの使い方も。葉っぱと柔らかい茎の先の部分を食用としますが、太い茎は捨てずにコップの水に挿しておけば数日で発根しますので、プランターやお庭の片隅に植えて下さい。夏から秋にかけて次々と葉が出てきますヨ。お届けする機会がありましたらリボベジ(再生野菜)是非お試しください。