今年の漁に感謝し安全を願って大漁旗で恵比寿講
2022/10/11
日本には八百万の神がいるといわれますが

海の上は命の危険もあるので
石野水産は常に海に感謝し、
色々なところに宿る神に感謝し
恵比寿講【恵比寿祭り】

以前はスタッフさんをねぎらう会もやっておりましたが
コロナでそういうことはできなくなりました。

開催が
一目でわかるのが”大漁旗”
竹を立てるところから、結構大変なお仕事ですが
1日たったらすぐ回収
外に出しておくと旗が傷んでしまうので早いです

そんなに大事に?
と思われるかもしれませんが

このような大漁旗
誰がどのように作るか???
この中に、石野水産で作ったものは1枚もないのです

かかわってくださる方の
「応援の想いが詰まった旗」です
この想いに感謝し きれいにたたんで大事にしまいます。

先日も大切な方の進水式に作りましたが
生地、色、昔ながらの職人さんネットには出てこないんです、、
だから何とか探して作ってもらいました。

それと、感謝するとき皆さん仏壇、お墓にはお供えをしますよね
お正月同様
船にお供えをするのが恵比寿講
旗だけたてて形だけではなく心から
感謝する
船には”みかがみ”【鏡餅】は2すわり

なぜか
分かりますか?
神棚は想像がつくと思いますが

船の心臓、
エンジンにもしっかり。

とんでもないところにも置くんですねといわれたのですが
船とエンジンは一体で別物
エンジンだけ変えて使うこともあるくらい

細部にまで感謝する
今までも事故はありましたが

この姿勢は常に変わらず

パッと旗だけにぎやかしに飾る漁師さんも多い
のですが、誠心誠意の感謝

地味だし伝わりにくいですが

この投稿をした生産者

広島県 呉市倉橋町鹿島

石野水産

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