伊豆有畜農業　彦星ファーム（旧九十九里潮風野菜　和田農場）の投稿一覧

今日のおおまさり。こんなに大きな株に成長しています🍀
これで１株です。長靴の何倍もの広がり😲
今年は豊作に期待したい。どうか台風直撃など起きませんように。

前回の情報発信から２３日経過。一定の間隔になってしまった！
さぼった原因は暑さと長時間の肉体労働。毎日くたくた。
だけど、ブログに手が付けられないほどではなかったはず。
我ながら意志が弱い💦

大雨でお困りの地域もある中、このところ我が地域は日照り続きでした。一昨日やっと恵みの雨が降り、安堵したところです。できれば１週間に１回くらいの雨があると有り難い。
なぜなら、落花生の空莢（からざや）を防ぐため、灌水が必要になるからです。

幸い当農場では井戸水が確保できます。でも、中古で買った井戸用ポンプの圧は弱く、井戸から遠い落花生にじゅうぶんな水が届かない😢そこで、人力で水を届ける事になるのですが、これが非常にキツかった！

初めは無謀！にもジョロやバケツ（昔の廊下に立たされるお仕置きの様）で頑張りましたが、すぐに限界に。次は水を溜めた特大タンクを軽トラに積んで落花生まで運び、ポータブルのポンプを沈めてホースで水を撒いたり。井戸からのホースに長い長いホースを継ぎ足して、先端をつまんで水を飛ばしたり…
ホースの取り回しは想像以上にしんどい。消防団員リスペクトです。

空莢覚悟で灌水しない選択肢もあります。でもその分、収穫後の選別に時間がかかってしまう。できれば空莢は最小限に留めたい。

という訳で、来週も丁度良い量の雨が降ってくれることを心から祈るのです_(._.)_

今日は朝から降ったりやんだりの不安定な天気でした。
天気が悪い日は情報発信を頑張ろう！の日なのですが前回の投稿から気付けば22日…。

写真の白い粉。
落花生のマルチをはがした数日後に、苦土石灰をまいたものです。
落花生の殻（莢）の材料に欠かせないのが、カルシウムです。

千葉農大の研修でお世話になった落花生の先生は、基肥（もとごえ）でしっかり入れておけば後から石灰を散布する必要はないとおっしゃっていました。

なのですが、ここは砂地で栄養分が流れ落ちやすい。
また、近隣のお年寄りが落花生への石灰散布を欠かさずしている。
郷に入りては郷に従え、ということで当農場でも、基肥で入れるよりも、結莢前にせっせと白い粉をふっています。

しっかりカルシウムを吸って、じょうぶな硬い莢ができますように！
当農場ではコガネムシ用の農薬を使いませんが、分厚い莢なら多少虫にかじられても中の豆は無事です。莢が薄いと豆が傷みやすくなると感じています。

緑色の葉っぱに白い粉がたくさん。知らない方が見ればちょっと異様な光景ですね。
千葉県民は驚かないかも？

落花生の花が枯れた後、子房柄（しぼうへい）が伸びてきました🌼
今はまだ先が尖っていますが、土の中にもぐった後、少しずつ膨らんで豆の莢が出来ていくのです。

最初は株元の方から開花が始まって、ゆっくりゆっくり枝先の方へ開花が進んでいきます。

これが秋まで続きます。完熟果、未熟果、花、ぜんぶが存在した状態で掘り上げる感じです。
全ての豆が食べごろの状態で収穫することは、落花生の場合、不可能なんですね。なんと歩留まりの悪い作物！

だけど昔から長く栽培され続けている。
人間に愛されているなぁと感じます💖

今日は雨後、畑の作業がやりにくいので、落花生に関してせっせとブログをあげています。

さっき子房柄の話をしたのですが、マルチがあると子房柄が土にもぐる邪魔になります。もぐりやすいマルチもあるのですが、結局、収穫のときに邪魔になる。なので、開花直後くらいのタイミングでマルチは剥がしてしまいます（せっかく張ったのに😢）。

この作業、土（うちの場合は砂）が乾いているとさらさら落ちて作業はしやすいのですが砂埃がすごい💦　鼻をかむと、とんでもないことになっています。

だからといって土が湿っているとマルチにのっかった土がぺったりへばりついて落ちていかないので、とても作業がしづらいのです。

雨が続いて剥がしたいときに剥がせないことが多々あるのですが、すると株がどんどん大きくなり、スポンとマルチの穴から抜けてくれず厄介なこと極まりない😢

ああ、悩ましい…

4月下旬に種を撒いたエリア、落花生おおまさりの黄色い花がポツリポツリと咲き始めました🌼

咲き揃ったら、今度はマルチをはがします

千葉県での目安ですが、開花から８５日後が茹で豆用おおまさりの収穫適期となっています
楽しみでもあり、ここ数年の悪天候を考えると不安でもあります…
落花生ファンのお客様に、今年も良い品質の落花生をお届け出来るとよいのですが…