伊豆有畜農業 彦星ファーム(旧九十九里潮風野菜 和田農場)

静岡県 田方郡函南町

伊豆有畜農業 彦星ファーム(旧九十九里潮風野菜 和田農場)

創業:2016年04月
食べチョク登録:2018年10月

食べチョクAWARD受賞歴

受賞件数:1件

  • 米・穀類

伊豆有畜農業 彦星ファームです。2024年1月に千葉県の九十九里海岸から静岡県の伊豆へ移転(屋号も九十九里潮風野菜 和田農場から変更)。草→山羊→野菜を循環させる有畜農業(ゆうちくのうぎょう)を実践しています。
本来の味と栄養を大切に、化学合成農薬・化学肥料・除草剤を使わずに、山羊とともに育てた野菜をぜひお楽しみください。

生産者のこだわり

生産者のこだわり

有畜農業 ゆうちくのうぎょう

彦星ファームはなるべく環境に負荷をかけない農業を心がけています。
化学肥料は使わず、昔の農家のように家畜=山羊のフンで野菜の生育を助けます。草、枝葉、野菜の残渣など山羊はエサが人間と競合しない優秀な家畜です。食べたものは胃の中の微生物が発酵分解した後に栄養分を吸収しているため、山羊のフンは短時間で効率的に作られた堆肥のようなものです。また山羊のフンは家畜の中でも窒素分が少ないので、野菜にとっては窒素過多になりにくく、とても良いのです。
自分たちも山羊たちも毎日食べるものだから、化学合成農薬も化学肥料も除草剤も使わず、ほんのり甘くて食べやすい、飽きない野菜を作っています。

生産者のこだわり

緑肥を有効活用

緑肥を大いに活用します。
山羊の餌にしたり、カバークロップと言って地表を緑肥が覆うことで土の流亡を防いだり、すき込みで地力の向上につなげます。
クローバー等のマメ科の緑肥は空気中の窒素を栄養分に変えて野菜に供給してくれるので肥料代わりになります。
麦の仲間ヘイオーツという緑肥を活用することで、化学合成農薬を使わずに野菜のセンチュウ被害を減らすこともできます。

生産者のこだわり

やっぱり美味しいのが重要

昔ながらの品種が好きです。なつかしい味がするし、その方がパワーがあると思っています。
種も可能な限り自家採種します。その方が自分の畑の環境に合った野菜に年々進化してくれるからです。種取りをするには昔ながらの固定種に頼ることになります。今どきの、ピカピカで形の揃った野菜と比べたら見た目はイマイチでも、今どき野菜には無い、味の良さがあると思っています。例えばお気に入りの「真黒(しんくろ)ナス」は皮が薄く傷になりやすい、「四葉(すうよう)胡瓜」はイボが取れやすい、など今の流通形態には向かずスーパーにあまり並びません。でも、とろけるような食感や、皮が口に残らずパリパリした食感は、一度食べたら次の年も作りたくなるのです。
今どきの需要とは合わないかもしれませんが、ささやかなこだわりです。

詳細情報

経歴・沿革

2015年4月 千葉県立農業大学校研修課 入学 翌年3月卒業
2016年4月 千葉県匝瑳市で「九十九里潮風野菜 和田農場」 開設
2024年1月 静岡県田方郡函南町へ農場移転 屋号を「伊豆有畜農業 彦星ファーム」に改める

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