【埼玉県認定エコファーマー】
関東平野のほぼ中央に位置する埼玉県久喜市の『押田農園』です。
【土づくりアドバイザー(日本土壌協会)】
紫紺の「花あやめ」が水路の自生する菖蒲町で優しく美味しいお米づくりに取り組んでいます。自然本来の力を引き出す元気な土づくりをして本来のお米の「優しい美味しさ」を引き出します。
【循環の取組みの推進】
また捨てない・燃やさないを日頃から心がけ、有機物を最大限再利用する循環型の農業に取り組んでいます。これによりCO2削減や化学肥料からの窒素放出を減らして「地球に優しい」持続可能な農業を目指しています。小規模なためとても小さな取り組みですが、食べていただけるみなさまの「美味しい」の加え、これからの将来世代に少しでもお役に立てればと考えています。
▼商品概要
梨の新芽と樫の葉の完熟堆肥、菜の花緑肥など自然な堆肥を使い、てまひまかけて育てたお米です。ご注文を受けてから精米して出荷させていただきます。
▼品種・味の特徴・食べ方
『ミルキークイーン』
イメージは普通のお米と、もち米のあいだの食感と表現するのが一番わかりやすいと思います。最大の特徴はアミロース含有量が低いため米質は柔らかく粘りが多くなり、冷めても硬くなりにくいところです。その含有量は「コシヒカリ」の半分程度かそれ以下です。粘り気が多くもちもちとした触感を存分にお楽しみいただけます、またおにぎりやお弁当など冷めてもおいしくいただける品種となります。
※新米の時期は水量を少なめにして炊いてください。
▼栽培/生産方法、こだわり
〜循環する自然の恵み〜
樫や楢木・櫟などの広葉樹の落ち葉を中心に4〜6ヶ月間、微生物たちによって発酵・熟成された植物堆肥と腐葉土をふんだんに使用しています。
冬でも発酵中は50℃近くまで温度が上がるため、写真のように蒸気が立ち上ることもしばしばです。土本来の力を引き出すことで「優しい美味しさ」のお米づくりを目指しています。
〜溢れる生命力〜
広葉樹の落ち葉に加え、梨農家さんが剪定後に燃やしてしまう新芽(枝)をチップ化して堆肥に加えています。生命力溢れる新芽を使うことの効果だけではなく、焼却によるCO2削減にもささやかながら寄与しています。
〜命のゆりかご〜
微生物(好気性白カビ)たちの発酵だけでなく、カブトムシの幼虫さんたちやミミズさんたちにも堆肥化のお手伝いをしてもらっています。堆肥づくりのコンポストは「命のゆりかご」として様々な生き物の小宇宙となっております。
特にカブトムシの幼虫は1ヶ月に2リットル程度の土や落ち葉を食べて成長します。このことが堆肥の栄養効果をさらに高めることに繋がっていると考えています。
〜植物の力〜
冬の間は菜の花を栽培して、春に花が咲いた時に地中にすき込みます。これにより自然な緑肥として米作りの肥料となり成長を促進してくるほか、菜の花の辛味が不要な虫や菌を減らしてくれる効果もあると言われています。
〜循環の取り組み〜
同じく循環の取り組みをされている発酵温浴の企業さまと協力して、使用後の発酵が進んだ吉野産ヒノキパウダーを廃棄せずに堆肥として活用させていただいております。分解までには数年かかるものの、圃場の保水性や栄養分の保持など土の地力UPに欠かせません。
家庭から出る食材の残渣をコンポストを利用して堆肥化する取組みをしているローカルフードライクリング様と提携して堆肥の受け入れ農家として活用させていただいております。
〜『てま』と『ひま』と〜
化学肥料に加え、農薬の使用も減らすために昔ながらの「田ぐるま」なども使用した除草も行なっています。作業の効率のみを優先させず、土とお米に優しいことを優先して取り組んでいます。
※白米以外にご希望があればご指定下さい
(玄米・5部づき、または白米×1、玄米×1)
商品説明をもっと見る
便利なお届け通知や、限定おすすめ情報も!
いつでも、どこでも、農家・漁師と繋がろう!