新茶とは、その年の最初に生育した新芽を摘み採ってつくったお茶のことです。
新茶の刈り取りは4月中旬から5月初旬まで約20日間ありますが、
シーズンの初旬は葉が柔らかく、後半になると葉は硬くなっていきます。
”大走り新茶”は、新茶シーズンの初日に刈り取った新芽をお茶にしました。
質の良い生葉が美味しいお茶をつくります。前年の枝や葉が入ると雑味がでてしまうので、新芽だけを刈るように丁寧に芽を揃えます。また、刈り取った後も、人間の目で生葉をチェックします。
それだけ丁寧に作るのが”大走り新茶”です。
1年に1度だけしか出来ないので、私たちお茶農家にとっても特別で大切なものです。
数に限りがあるので、在庫がなくなり次第終了になります。
味
冬の間に沢山栄養を蓄えて、春に芽吹いたばかりの葉はとても柔らかく、芳醇な香りが特徴です。お茶にするとほんのり甘味があります。普通のお茶よりも長めに蒸すことで、まろやか、コクが深いお茶に仕上がります。
火入は弱めのため、香ばしさは少なく、新芽の新鮮さを感じるていただけると思います。お茶の色は濃い緑色です。
日本人は昔から、「旬」のものを大事にしてきました。
また、初ものは縁起がいいとされ、静岡県では「初ものを飲んでいつまでも長生きしてね」と両親に新茶を贈る風習がありました。
初ものを送るのが粋だといわれ、5月になると、
いろんな人が新茶を持って挨拶にきて事務所では新茶の缶が山積みになるといった風景も見られました。
新茶の中でも「大走り新茶」は格別でした。
栽培・生産のこだわり
蒸し時間は長めの深蒸し茶です。茶葉が細かくなるので、通常は茶葉に残ってしまうビタミンE、食物繊維ミネラルやβカロテンなども抽出されます。
茶葉の新鮮さを味わって頂けるよう、火入れは弱めで仕上げています。
火入れ前に、葉脈やスジを取り除きます。
火の通りが均一になり、美味しいお茶になります。
栽培は酵素農法。
産地の特徴
全国でも有数のお茶の産地 静岡県・牧之原産品種の特徴
深蒸し茶(品種:やぶきた)やぶきたは、日本のお茶の8割以上を占めており、昔から親しまれている品種です。
保存方法について
直射日光をさけ、常温で保存してください。開封後は、冷蔵庫に保管しお早めにお召し上がりください。
鮮度保持のために真空処理または脱酸素剤を封入しています。
賞味期限について
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