【イケベジについて】
私たちイケベジは、1000m級の山脈と日本海が重なる新潟県佐渡ヶ島の小高い丘の上で、川から1番に受け取れる場所で稲作をしています。
イケベジでは、生き物が生きやすい環境は、お米にとっても、人間にとっても良いという仮説のもと、栽培期間中、農薬も化学肥料も一切使用せず栽培に取り組んでいます。
また、論理的に組み立てて準備することはしつつも、生産物(命)に向き合うときには栽培者自身が在るがままにその場を楽しむことを大切にしています。自らの状態や感情が作物には伝わると確信しているので、自分たちがまず健康で有意義な毎日を送ることを大切に、田んぼでは音楽をかけながら、大声で歌って作業をしたりしています!笑
理論では説明できないことが、自然界ではたくさんあります。お米からもそのご機嫌さが伝わると嬉しいです!
また、島の子供たちに向けた食育講座や島外の方々を受け入れる農業体験も積極的に行っています。
野菜やお米をただ商品として扱うのではなく、社会や地域にとって少しでも価値を見出して消費してもらえるように工夫して取り組んでいます。
【亀の尾について】
亀の尾は1890年頃に山形県の篤農家・阿部亀治さんにより育成された品種です。また、現在の市場に出回っている様々なお米の親の1つに当たる品種です。
コシヒカリやササニシキに比べ、粒がしっかりとしており、粘りや香り、旨みのバランスが良いという特徴があります。
また、アミロース値が高いとご飯がパサつくと言われていますが、アミロース値が高めな亀の尾でも炊飯時は艶があり、柔らかくふっくらとしています。冷めても固くならず、米にしっかりとした甘みもあります。
また、亀の尾は低脂肪酸特性があることがわかっており、翌年の秋まで貯蔵していても食味・品質に変化がなく美味しく食べられます。
お米アレルギーの観点から見ると、お米アレルギーというものは低アミロース系のお米やアミロースを全く含まないお米で誘発されることがわかっており、その点亀の尾等のアミロース値が高めのお米ではお米アレルギーが発症しにくいとされているため、様々な方に食事を楽しんでいただける品種の1つともなっております。
日本全国でも亀の尾を栽培している農家さんは多くなく、その種を後世まできちんと守るためにも、私たちだけでなく様々な農家さんが大切に育んでいます。
イケベジで栽培している他のお米にはない、昔ながらの素朴な味わいを楽しんでください!
また令和6年度産の亀の尾は数は少ないですが、機械乾燥ではなく、天日干しのはざかけ米となっております!
令和7年度に関しては栽培面積を増加させ、よりお求めやすいお値段にてご提供できればと検討しております!
※こちらの商品は堆肥等を使用していない自然栽培米となります。
※写真のお米は1.5kgのものになります。
※パッケージのデザインは実物とは異なる可能性がございます。
※自然栽培のため若干小粒であること、ご了承いただければ幸いです。
※黒くなっているお米が混じっている場合がございますが、これは「斑点米」と呼ばれるもので、主にはカメムシの吸汁加害の影響で発生し、農薬を使用しないお米には必ずと言っていいほど含まれてしまいます。(色彩選別機という機械を用いると弾くこともできますが、高級機械のため導入ができていません。)
人体に害はありませんし、農薬を使用していない証ですので安心してお召し上がりください!
※お米袋にはデザインの一環として、ご注文者様のお名前も記載させていただいております。お名前の記載無しや注文者様とは別の方のお名前を書いてほしい等ご要望がありましたら、備考欄までお願いいたします。
※沖縄県・離島に関しては記載配送料の対象外となります。配送料に関しましては一度お問い合わせのほどよろしくお願いいたします。
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