山羊乳を乳酸発酵させた後に、さらに酵母等で発酵させ最後に炭をかけました。周りの黒い色は、前述の炭の色なのでそのまま黒い部分まで食べられます。
塩分を控えめに製造することで、しっかりと山羊乳の味を感じられるように作っています。
第14回ALL JAPAN ナチュラルチーズコンテストにて金賞☆
【ヒストリー】
果実の栽培をしていて美味しい果物を作ろうと思うと、良質な堆肥が必要になり、深く追求していった結果山羊の堆肥が果実の生産に非常によいことが分かり、山羊を飼育する決意をしました。
そしてそれは、農業を始めた当初思い描いていた、昔ながらの農村風景であり、持続可能な農業であり、循環型農業の実践でもありました。
畜産に関わった事などなく、山羊の飼育は初めての試みでした。
しかし全国的にも珍しい山羊や羊の人口授精士の免許がとれる施設が近くにあり(全国に2カ所のみ)そこで基本的な山羊の飼育管理について勉強して、晴れて家畜人工授精士の免許を取得し山羊の飼育を開始。
それからは飼育について試行錯誤を重ねると同時に、チーズ製造の研修も受け、令和3年8月についにチーズ製造の免許を受け販売を開始しました。
夢を描いてから4年かかりましたが、何とか形にできました。今後はこの美味しい山羊のチーズを求めてくれる皆さんの為に一生懸命生産していきたいです。
【りんごを食べて育った山羊の乳を使用しています】
チーズ工房カプレットで製造するチーズのうち自社の原料乳を使ったチーズは半年前に収穫したりんご(ふじ)を冷蔵庫で貯蔵しておいて、搾乳が始まる春に冷蔵庫から出して山羊に与えます。
りんごの量も相当な量になり普通では考えられないことですが、もともと果樹農家ですので、自社で栽培した中で規格外品のりんごを貯蔵することで実現しています。
山羊の乳の味は、食べたものに左右されるため、リンゴを食べている山羊の乳は甘みを強く感じ、濃厚で人の母乳に一番近い乳とされており、人間にとっては母の味であり、とても美味しいです。
【乳アレルギーについて】
牛乳アレルギーの原因タンパク質のひとつである「αS1-カゼイン」が、ヒトの母乳や山羊乳には存在しません。
しかし「β-ラクトグロブリン」のようなアレルゲン性の強いタンパク質が山羊乳中にも存在するため、アレルギーの心配がまったくないというわけではありません。
ご自身の判断で召し上がりください。
名称:ネロカプラ(ナチュラルチーズ(シェーブル))
原材料:山羊生乳(長野県産)、食塩、竹炭
内容量:100g
賞味期限:包装より3週間
製造者:(株)パトリオットエンタープライズ(チーズ工房カプレット)長野県上田市中央4-11-11
製造所:チーズ工房カプレット長野県上田市中央4-11-11
栄養成分表示(100gあたり推定値)
熱量296kl、炭水化物2.7g、食塩相当量1.2g、タンパク質20.6g、脂質21.7g
商品説明をもっと見る
便利なお届け通知や、限定おすすめ情報も!
いつでも、どこでも、農家・漁師と繋がろう!