

三重県 鈴鹿市小岐須町
猿田彦ファーム
伊藤嘉晃
滋賀県境、鈴鹿山脈の麓小岐須町。
縄文時代より人々が住まうこの地に、農業未経験のメンバーが集まって立ち上げたのが猿田彦ファームです。
獣害の激しいこの地域、鈴鹿市発のジビエ処理施設を立ち上げ獣害を資源に変える取り組みを行っています。
生産者のこだわり

ジビエは処理が命。新鮮さへのこだわり。
ジビエというと、臭みがあるイメージを持たれている方が多いのではないでしょうか。
実際には止め差し(と殺)からすぐに放血を行い、30分~1時間以内に適切に解体処理を行えば、随分臭みのないお肉となります。
もちろん、生育を緻密に管理された畜産物ではありませんから、捕獲する時期や個体が食べたものなどにより差はありますが、実際に食べた時に
「言われなければ何のお肉かわからない」くらい臭みのないこともあります。
私たちの運営するジビエ処理施設【猿田彦山肉工房】は鈴鹿山脈の麓にあり、施設の目の前に鹿や猪が現れることも。
捕獲から解体処理までを迅速に行える環境にあるからこそ、新鮮なジビエをご提供できるのです。

衛生基準を満たした設備で一般食肉レベルの製品をご提供。
狩猟の知識、技術は何か特別な学校で学べるものではなく、ベテランから後輩へと実地体験を通じて伝承されることがほとんどです。
しかしその解体技術はあくまでも山中や河において行い、自己責任において食用とするためのものです。頂いた命を山に放置せず、無駄にせぬように持ち帰るための技術なのであって、十数年、あるいは何十年猟師をやっている人でも、食肉レベルの衛生基準を保って解体・精肉をしているわけではありません。
私たちの施設では食肉レベルの衛生基準を満たせるよう設計され、器具や従事者の殺菌消毒を随時行いながら処理に取り組んでいます。
詳細情報
経歴・沿革
2018年 鈴鹿市小岐須町にてブルーベリーの栽培を開始
2020年 ニンニク・生姜の栽培を開始
2021年 ブルーベリー摘み取り農園”鈴鹿ブルーベリーガーデン”をオープン
2021年 猿田彦ファーム株式会社を設立
2022年 代表伊藤が狩猟免許を取得、小岐須町唯一の猟師となる
2023年 アウトドア体験施設”猿田彦BASE”をオープン
2023年 ジビエ処理施設“猿田彦山肉工房”を開設
メディア実績
2021年7月 中日新聞に取り上げられました。
2023年7月 FM三重に取り上げられました。
2023年9月 中日新聞・伊勢新聞・CNS/CTYケーブルテレビに取り上げられました。
2023年11月 鈴鹿FMに取り上げられました。
2024年3月 NHKラジオ”ラジオDE川柳”に取り上げられました。
2024年5月 NHKラジオ”マイあさ!”に取り上げられました。
2024年6月 FM三重”POMie!”に取り上げられました。
2024年8月 中日新聞に取り上げられました。