志田園芸

山形県 東田川郡

志田園芸

創業:2016年03月
食べチョク登録:2023年10月

志田園芸と申します。普段はセンペルヴィヴム(多肉の仲間)と改良メダカの生産販売を行っています。

このたび食べチョクさんでモクズガニを販売させて頂けることになりました。モクズガニが好きで好きで好き過ぎた結果、地元の川漁師さんの元で漁を学ばせてもらい、地元の漁協に所属してモクズガニを獲るようになりました。晴れと雨、渇水と増水に一喜一憂しながら9月から雪の降るころまでほぼ毎日川に出ています。
漁、泥抜き、発送、全ての工程を私と旦那の二人三脚で行っています。どうぞ宜しくお願い致します。

★★★あわせ買いをご検討のお客様へ★★★
商品の特性上、容積の計算と実際の箱サイズの適合が難しいため、カートでのあわせ買いができません。
複数買いたい商品があるのに送料も複数掛かってしまうのが困る……という場合は、事前にご連絡いただければ欲しい商品を一つに纏めた専用ページを作成させていただきます。専用ページからのご注文でしたら、送料が大変お得です。お気軽にお申し付け下さい!

■モクズガニとは?
モクズガニは川の蟹で、上海蟹の同族異種に当たります。濃厚な蟹味噌(中腸腺)をメインに楽しむ食材です。殻が固く、脚肉は少ないのですが甘みがあってとても美味しいです。オス・メスともに蟹味噌はありますが、メスは寒くなってくると(だいたい10~12月頃)内子と呼ばれる産卵される前の卵が甲羅の中に出来上がってきます。内子は蟹味噌同様うま味が強く、人気があります。オスも寒くなるとメス同様に成熟して白子(精子のもと)を持つようになります。こちらは内子とは味わいが全く違い、白く半透明な塊で独特の風味があります。

生産者のこだわり

生産者のこだわり

泥抜き済ですぐ調理可能。チルド発送で鮮度を保ちつつ、死着リスクを減らします。

 モクズガニは獲れてから三日以上泥抜きをします。獲ったモクズガニはまず水道水(強めのシャワー程度の水圧)で全体を洗い流し、爪の毛もよく濯ぎます。次に体内にある泥(エラ部分や消化器官などに詰まった糞)を出させるため、ブロアーで空気を送り込んだ生け簀に移して一晩泥を吐かせます。次の日はさらに大きな生け簀に移して水を換えながらもう二晩ほど泥を吐かせます。三日も経てば体内の泥吐きはだいたい終わりますが、さらに体の細かな汚れを落とすために、ほぼ毎日水を変えながら出荷を待ちます。

 モクズガニはとても綺麗好きで、水が新しくなるたびに身体のお手入れを欠かしません。泥吐きが終わったあとも換水を続けることで、よりキレイなモクズガニになっていきます。手間を惜しまず、泥を丁寧に吐かせているのでお届け後に泥吐きさせる必要がなく、さっと水洗いしただけですぐ調理して頂けます。

※河川の環境や脱皮の有り無しによって殻の外観が黒ずんでいる個体もいますが、これらはお手入れでも落ちないものです。食味に影響はありませんのでご安心下さい🦀

 モクズガニは必ず元気な個体を選び、活きたままチルド発送しています。※箱に空気穴を開けています。しかし中には途中で弱り死んでしまう個体もいると考えられます。そのため、実際にお送りするモクズガニは表示されたキロ・杯数よりやや多めになるよう梱包しています。万が一、死んでしまった個体がいた場合は食べずに畑の肥料や釣り餌としてお使い下さい。

生産者のこだわり

サイズごとに生け簀を分けて、過密飼育によるストレスからの闘争を減らしています。

 広い川を下ってきた沢山のモクズガニ達を一つの生け簀に纏めると小さな個体は攻撃されやすいです。傷ついた脚から共食いが始まることもあり、死骸の発生は水質の悪化に繋がり、ひいては健康な他のモクズガニ達が酸欠に陥る場合もあります。泥抜きが終わった時点で甲羅幅別にサイズ分けした生け簀を用意することで、闘争の火種を減らしています。食用として獲っているモクズガニですが、生け簀で管理している間はモクズガニ達が少しでも快適に過ごせるよう、明るさ・水量・水質・酸素の量に配慮しています。

 発送する際は予め予冷することでモクズガニたちが大人しくなるため、闘争が起きません。箱の中で暴れることなくお届けできます。お届け後、チルド状態から室温に晒すと元気になってきますのでご注意下さい。

生産者のこだわり

モクズガニの食べ方や調理法について解説したチラシを同梱します!

 初めてモクズガニを買ったはいいけど調理法が分からない……という場合に備えて、簡単な調理方法を記したオリジナルのチラシを同梱しています。調理の際の注意点や、きれいに形良く調理する秘訣まで書いています。これがあればお届け後から調理まで困ることはない……はず!(困ったらすみません

詳細情報

経歴・沿革

1973年 旦那 庄内町(旧余目町)に生まれる。
1985年  私 酒田市に生まれる。

2012年頃 知人の紹介で地元の川漁師さんと出会い、モクズガニ漁の魅力を知る。以降、漁の方法や川の読み方を学ぶ。

2016年3月 志田園芸を開業。センペルヴィヴムや改良メダカなどを生産する傍ら、相変わらずモクズガニが好きだったので漁師になることを本気で考え始める。

2023年 地元の漁協に所属、モクズガニ漁を開始。販売も始める。

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