まずは栗の木の状態をチェックし、剪定を行うのですが、
冬は休眠期でダメージも少なく、樹形を決める大事なポイントなので、よく観察してから剪定を行ってます。
また剪定で、葉が出た時に、風通しをよくし、木洩れ陽がはいるようにする事で、害虫を抑制し、実がなる枝数を調整することで、良質な栗を作る事ができると考えています。
今まで習ってきた手技を使いながら自分なりに考察してきた経験を活かして、管理しやすい高さ、樹形にする事で、栗園をアートとして捉え、樹形の美しさをもとめて楽しむのも、生産者として大事なことかもしれませんね。