

埼玉県 加須市
遠藤農園
■ごあいさつ
埼玉県加須市でお米・野菜・果物作り、養鶏をしている『遠藤農園』と申します。
数あるショップの中から、当農園の商品をご覧いただきまして、ありがとうございます。
当農園の農産品を通じてみなさまの人生を豊かにできることを願って、邁進してまいります。
■instagram
https://www.instagram.com/kazo.endofarm
■遠藤農園について
~私から始める加須の農業~
当農園の代表である遠藤加奈は、兼業農家の家庭に生まれ、幼い頃より農業に興味を持つ。
農業高校を卒業後は一般企業に就職するも、やはり大好きな農業で生きていきたいと思い、農園創業者に師事、住み込みで6年間農業を学ぶ。
その努力を認められて2020年に代表に就任、加須の農業を牽引すべく、日々土壌と向き合っている。
~若いパワーで農業に息吹を~
2023年現在、当農園スタッフの平均年齢は30代。
代表の遠藤加奈氏のもとで、加須をベースキャンプとして、若いパワーで日本の農業に変革を起こし続ける。
~遠藤農園が見つめる未来~
私たちが叶えたいのは循環農業。
米作り、野菜作り、果物作り、養鶏、6次産業のすべての命を循環させて、ロスを出さないのはもちろんのこと、地域社会とも連携し、農業を通じてより豊かな社会の実現を目指している。
生産者のこだわり

米農家が循環農法で育てる平飼い有精卵
当農園では、地産地消をモットーに、農園で育てたお米や野菜をたっぷりと与えて鶏を育てています。
具体的には、当農園で栽培した減農薬の飼料米が4割、その他、当農園で栽培している季節の野菜や有機の発酵飼料、加えて、牡蠣殻、魚粉等を仕入れて、独自の配合で与えています。
輸入されたトウモロコシや大豆等の穀物を主成分とした総合飼料には、遺伝子組み換え作物やポストハーベストのリスクがあるため、一切与えておりません。
また、鶏糞は畑に肥料として使い、米作り、野菜作り、養鶏が循環していることが、当農園の特徴です。
お米をメインで与えていることから、黄身はおぼろ月のような薄黄色をしており、これが商品名『おぼろ月』の名前の由来です。
しつこくなく、さっぱりしているのに、卵本来のコクがあり、「卵の独特な臭みがない」「上品な味わい」と、ご好評をいただいております。
当農園の平飼い有精卵『おぼろ月』を、卵かけごはん、オムレツ、玉子焼きなどで、ぜひともご賞味くださいませ。

鶏へのワクチン投与について
当農園では、純国産種の『後藤もみじ(雌鶏)』と『さくら(雄鶏)』を平飼い鶏舎で育てており、産まれる卵は有精卵となります。
雌鶏、雄鶏ともに、「後藤孵卵場」から生後約120日の若鶏を迎え入れております。
*孵卵場:卵の孵化・ひなの雌雄鑑別・出荷等を専門に行っている施設
鶏たちも、私たち人間と同じように、ストレスを軽減し、免疫を高めることで、健康を維持するように努めているため、当農園に迎え入れた鶏たちは、飼育の過程において、予防接種、および、抗生物質等の薬品投与は、餌も含めて一切行っておりません。
しかし、生後120日までの出荷される前の段階で、農林水産省指導の下、全国家畜畜産物衛生指導協会が策定したルールに基づいて、孵卵場にてワクチン投与が行われています。
このルールは、万が一、出荷した鶏が何かしらに感染していた場合、それが原因で、出荷後、各養鶏場において、もともと飼育していた鶏も感染し、全滅してしまうリスクを防ぐために制定されたものであると聞き及んでおります。

「アニマル・ウェルフェア」の実現に向けて
当農園では、畜産の世界的な指針である「アニマル・ウェルフェア」を実現すべく、来年からは、鶏たちが自由に走り回れる、よりストレスフリーな飼育環境である放牧飼いもスタートさせるために、2023年11月現在、新しい鶏舎を設計しているところです。
また、今年に入り、卵を産まなくなった雌鶏たちを食肉用として出荷することなく、命ある限り最後まで飼育をする、という方針も決定いたしました。
追記:卵を産まなくなった後も、鶏たちを最後まで飼育するべく方法を模索しておりましたが、飼育場所の確保や高騰し続ける飼料代などの課題に打開策を見出せず、断念いたしました。
追記2:なお、屋外運動場付きの新しい鶏舎は無事に完成し、鶏たちはのびのびと過ごしております。
追記3:今後も鶏たちをよりよい環境で飼育できるよう、みなさまに安全で美味しい卵をお届けできるよう、さまざまな方法を追求してまいります。

たい肥を積極的に利用した循環農法
私たちが叶えたいのは循環農業。
野菜の栽培には、平飼い養鶏から出る鶏ふんや、地元の養豚農家さんからいただいた豚ふんたい肥を積極的に利用しています。
私たち人間も地球の一部。
現状、完全オーガニックというのは難しいのですが、なるべく人に、動物に、植物に優しい農法で、地球環境を守りたいと考えています。