
新潟県 新潟市南区戸頭
戸頭農場
私たちの合言葉は
『土づくりは、農づくり。』
to Microbes! トゥーマイクロウブズ=微生物のために! 土の幸せが人と環境の喜びの循環へつながる。 とがしら農場は新潟市南区で活動する若手中心の農業法人で、信濃川と中之口川の間に位置し、肥沃な土壌を生かし農業を営んでおります。自然と共生し、減農薬や減化学肥料栽培に力を入れています。特にコシヒカリやこがねもちの栽培では、農薬を5割、化学肥料を5割削減しており、環境に優しい持続可能な農業を実践しています。
生産者のこだわり

土づくりは農づくり
とがしら農場は、稲と水田の生物と土壌微生物を大切にした「循環農業」を実践しています。鍵となるのが「土づくり」。土壌生物、有機物、鉱物を豊富に含む、農業に適した土壌層を「表土」と言いますが、地球上の「表土」の平均はわずか15cm。地球の直径12,700kmの中の薄皮1枚にすぎません。これを、豊かな焦げ茶色の土にすることを目指しています。

微生物とともに
表土15cmを豊かにするために必要なのは、炭素を餌とするマイクロバイオーム(植物の根圏に生息する微生物の集団)を増やすこと。この小さな生物たちの働きによって植物へ栄養が送られ、健康な植物が炭素を土壌に戻す循環をつくります。栄養素を与えるだけではない、肥料に頼りすぎない農業を実践しています。

独自の肥料で、土に恩返し
お米を収穫して玄米にする過程で大量に生じる籾殻や、発酵鶏糞を有機肥料として使い、マイコス菌根菌や苦土を中心としたミネラル分を土に返しています。土によって育てられた作物を生業にしてる私たちの土への恩返しです。

地球温暖化、気候変動の回復を目指して
世界の温室効果ガス放出の15%は農業由来と言われています。戸頭農場は、「自然の恩恵を受ける最前戦である農業が環境に負荷を強いてはいけない」という理念のもと、再生可能エネルギー由来の「みんな電力」を採用しています。「循環農業」で土壌炭素の蓄積を増やし、この大きな問題の改善に寄与したいと考えています。
詳細情報
経歴・沿革
1995年4月 農事組合法人として始動
2001年1月 農業法人設立
2006年4月 生産者として就農
2020年2月 代表、若手中心の農場として生まれ変わる