

埼玉県 児玉郡
ぶどうの家はしもと
橋本雄一
ぶどうの家はしもとです。
子どもたちに安心安全なものを食べさせたい、そんな思いで始めた週末農業。土づくりにこだわり除草剤、農薬を使わない果樹、作物作りに取り組んでもう40年経ちます。
当時、不可能だと言われたぶどうの無農薬栽培ですが、退職後の今では小さいながらも念願のぶどう園を開けるまでになりました。
生産者のこだわり

土づくり
ぶどうの家はしもとでは、農薬はもちろん、除草剤も使っていません。十分に太陽の光を浴び、しっかりと根を張れるような、植物が本来持っている力を引き出せるような土づくりに取り組んでいます。
ひと鍬入れると、ミミズが跳びはねる、そんな元気な農園で梅、柚子、甘夏、柿、キウイフルーツ、ぶどうなどの果樹や野菜を育てています。

種は命❣️ 種ありぶどう
ぶどうの家はしもとでは、「種」は次の世代へと命を繋げていく大切なものと考えています。ですからあえてジベレリン処理をしておりません。ご提供しているのはすべて種ありぶどうです。
詳細情報
経歴・沿革
生家が農家だったため、幼い頃から土に親しんできました。農業に興味はあったものの、当時農業で生計を立てるのは難しく、大学卒業後は教職の道に進みました。
子どもが出来てからは、我が子を喜ばせたい一心で、敷地内にたくさんの果樹を植え、野菜を育てて来ました。食卓に並ぶ野菜はすべて無農薬、自然農法で栽培したもの、と言えば聞こえはいいのですが、葉っぱは虫喰いで穴だらけ。台所からは妻や子どもたちのキャーキャー言う声が聞こえたものです。
子どもたちの成長とともに、敷地内の果樹もまた、大きくなりました。
柑橘系はよく育ちましたが、ここ埼玉では雨が多く、なかなか思い通りのぶどうが育ちませんでした。せっかく大きく実った房が、秋の長雨の影響で全滅してしまった苦い経験もあります。農薬を使えば解消することですが、大事な子どもたちに食べさせるものだからこそ、農薬は使いたくありませんでした。毎年、試行錯誤の連続。
7年前の退職を機に、設備投資をしました。ぶどうの種類も増やし、長年の夢だった無農薬栽培のぶどう園を開くことも出来るようになりました。
現在20品種ほど、無農薬でジベレリン処理を施していない、種ありぶどうを栽培しています。